
ミスチルの詩を口ずさみながら、しとしと雨の里山を歩いた。ちょっと出番は少ないけれど、お気に入りのズームレンズをカメラに付けて傘も差さずに田んぼを撮った。
森の木立の向こうに薄ら煙る田んぼの風景は、まさに水色の6月って感じだ。
Nikon Df
AF-S VR NIKKOR 70-200mm 1:2.8G

本当はお金と時間があれば、北の方へ、高い所へ、といった具合にまだ見ぬスミレたちが待っている彼の地へ飛んで行きたいのは山々なんだけどね。
で、現実といえば…
「 やっぱり逢っておきたいな 」 って思って、愛車を駆って2時間ちょっと。白樺の森を抜けて遥々とMossの森までやって来た。
再会の約束、色白の彼女は律儀だね、ちゃんと待っていてくれたんだもの。
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というか、スミレばっかり追いかけていてサボっていただけのことなのだが。風薫る季節はあっという間に過ぎて、気が付けば水色の6月じゃないですか。
そういえば、この時期はヒオドシチョウの季節でした。そして、とっても偶然。外秩父、馴染みの森を訪ねたら今が旬のヒオドシチョウがそこかしこにいて、あっという間に捕虫網にカメラぶら下げたあの頃のオジサンに戻ってしまう。当時は垂涎の的だった緋色の姿態。やっぱりこんな出会いには弱い、というか、時めいてしまう。
愛用の一眼デジはそのままに、コンデジでそーっと近づいて撮った一枚がこれ。
ということで里山逍遥。
ちょっと旬を過ぎたカットに今が旬のカットを合わせて5点ほど。宜しかったらどうぞ。
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