pode ser um romance

週末はスミレに逢いに2014 「 最終章は Superieur な感じで 」

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3月から始まったスミレ巡り。
長い間、拙い文章と画像にお付き合いいただいて、ほんと有り難いです。
いつものことだけど、達成感もあれば後悔も満足感もある。だけど、自分なりの力量と成果だと思い込めば、このシリーズの幕引きとしてはまずまずって感じだ。

さて、今シーズン、ハントできたスミレたちはハイブリットや変種も含めて48種だった。ま、大体こんなもんでしょ。あとは開花の時期が重複してしまったり、思い切った遠出や覚悟を決めた登山でもしない限り逢えないスミレばかりが残ったことになる。つまり、シーズン中にすべてのスミレに逢うことなんて、ほぼ無理に近い話なのである。ならば、毎年同じ場所で同じスミレに逢うのではなく、場所を変えて種類を稼げば良いではないか、って言われそうだが、そもそもの根底は 「 スミレに逢いに 」 なのだから、むしろ待ち焦がれた 「 再会 」 という意味合いのほうが強いのかも知れない。でも、それって、なんか負け惜しみのようだし言い訳っぽい。

「 週末はスミレに逢いに 」 最終章はちょっと拘って 「 会いに 」 を 「逢いに 」 に替えて、エーデルワイスを皮切り画像に、ちょっとエレガントに Superieur な感じでまとめようかなって。
なんか、相変わらず酔ってるよね、自分に(笑)

では、お待たせしました。




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この時期、毎年この山のこの登山道を登ってるけど、まずはここまでがキツイ。上州の山々を遠目に、久々に雲を見下ろす。


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アカフタチツボスミレとの再会にもなんとか間に合った。


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早くもへばってしまったので、休憩のついでにハリブキのトゲトゲにカメラを向ける。


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絵になり難いし、苦手意識はあるし、ミツバオウレンは雰囲気重視で。


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コミヤマカタバミのピンク花。
尾瀬でも時折見かけるが、圧倒的に多いのは白花タイプばかり。去年は見過ごしてしまったけど、今回はなんとかカメラに収めることができた。


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振り向くと、さらにピンク花の別の株が。


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お決まりのマイヅルソウにも挨拶ついでにカメラを向ける。


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こちらはノウゴウイチゴ。
この植物、意外にもカテゴリーは高山植物の範疇に入るらしい。そう思うと、ちょっと愛おしい。


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今回は比較的良い状態のツマトリソウに再会できた。
螺旋状に重なった花びらは7枚、対に並ぶ雄蕊も7本、つまり7数性の植物ということだが、こうした形態は意外と珍しい。


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チシマザサの藪の中で出会ったエンレイソウの3兄弟。


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ミヤマキスミレの再会もギリギリセーフ。


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お目当てのチシマウスバスミレにはちょっとタイミングが合わなかった。開花状態としてはこんな画像が精一杯。


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こちらは別の株のチシマウスバスミレ。


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こちらは一昨年のチシマウスバスミレ。
せめてこんな感じに撮れればと期待したが、また来年のお楽しみ、ということで。


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ここまで登ってくると、ミツバオウレンに代わってバイカオウレンが目立つようになる。


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ちょっと気なったカット。
茎の色といい、出で立ちといい、このエリアで見つかっても不思議ではないナエバキスミレのような気もするけれど…。


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蛇紋岩地の山ではお馴染みのクモイイカリソウ。


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たぶん、牛首のあたりから至仏山を眺めてる人もいるだろうね。


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先方の登山者が何やら騒いでいた。その正体はご覧のとおりで納得。


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稜線のPhotogenic その1


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稜線のPhotogenic その2


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稜線のPhotogenic その3


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稜線のPhotogenic その4


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稜線のPhotogenic その5


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いつもの岩の上で見掛けるユキワリソウ。


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今季はいつもよりユキワリソウが多いように思ったが、気のせいかな…。


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こちらはハクサンコザクラ。色鮮やかなので遠くからでも目に付く。ユキワリソウも美しいが、ハクサンコザクラは花弁も大きく立派に見える。群れて咲いていればさぞかし見事だろう。


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一瞬にしてガスが晴れた。その先に聳える燧ケ岳。


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至仏山のホソバヒナウスユキソウは、どんな天候でも、何度見てもいいなぁ… と呟いてしまう。


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小至仏を越えたあたり、そろそろ引き返そうかと思い始めた頃にタカネシオガマと再会した。至仏山ではお馴染みの花だが、この色合いがなんともいい。高山植物としては珍しい1年草だ。


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キバナノコマノツメに会うまでは、やっぱり引き返せない。今回もいい感じに咲いていてくれた。


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ここもお馴染みの場所。毎年こんな感じで、同じように縦位置で押さえる。


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ここで見掛けるのはユキワリソウとキバナノコマノツメばかりだ。


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なんとなく雲行きが怪しくなってきたので、ゴロゴロが心配。このあたりで引き返すことに。


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イワハタザオはちょうどピークって感じ。富士山の特産種フジハタザオの変種だが、ここまで登ってくると至る所に咲いている。


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下山はあっという間だ。結局雷雨には遭うことも無かったが、ここまで下ってくると一安心なので、ちょっと腰を据えてズダヤクシュにカメラを向ける。この植物、漢字で書けば 「 喘息薬種 」 ということ。実に分かりやすく素直で飾り気のない名前だと思う。つまり、喘息の薬になる種類、という意味だ。


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タニギキョウを撮っていたら、若い二人組の男性登山者に 「 何ですか? 」 と尋ねられた。 「 タニギキョウです 」 と答えると、カッコいいリングストロボを装着した立派な装備の一眼デジカメでバシバシ撮り始めた。そんなに珍しい花でもないと思うけれど、これにはちょっと圧倒されてしまった。


<撮影機材>
Canon EOS 5DMarkⅡ
Tamuron SP 90mmMacro
SONY cybershot RX100Ⅱ

by windy1957 | 2014-07-12 22:58 | wild plant