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pode ser um romance

週末はスミレに会いに 2014 「奥武蔵&外秩父山麓/スミレ行脚は頂きを目指さず」

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奥武蔵&外秩父山系はまさに山笑う季節。
だけど、今回は完全にヘバってしまった。スミレを見つけては、膝まづいたり、座ってみたり、かと思えばペース配分もへったくれもなく急登をガシガシと行ってしまえばバテるのも当然。それでも登山道沿いに延々と咲き続くマキノスミレに癒されて、やっとここまで登ってきたものの、体力温存が第一。スミレが無ければ引き返す勇気も必要との判断が結果的には正解だった。
なにを大袈裟な。1000m足らずの山域で、そんな大それたことでもないんですけどね。
ま、よろしかったら続きをどうぞ。



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まずは外秩父のポイントから。
いつもならヒナスミレやシロバナナガバノスミレサイシンがびっしりと咲き揃う森だが、今季は今のところこんな感じで、実に閑散とした状態。



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林床を埋め尽くすヤマエンゴサクもまだまだ疎ら。



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ミツバコンロンソウも開花状態のものはほんの僅か。



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シロバナエンレイソウもやっと目覚めたばかりって感じ。



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場所によってはヒナスミレもまだまだ旬。



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林道をウロついていると、エイザンスミレの美人さんに目が留まった。
ピンクというか、明るい朱色というか、美しい花弁が斜面の上から見下ろすように咲いている。この画像は、愛車(軽トラ)の荷台から斜面に飛び移って撮影したもの。良く見ると、あっちにもこっちにも美しい株が点在している。あれもこれも撮りたい気分だけど、何としても足場が悪い。
もう、衰えているんですね。運動神経も着実に鈍っているのに気持ちだけ若いものだから。
案の定、この後に痛恨の悲劇が…!



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ナガバノアケボノスミレのポイントは、今季はちょっと小振りな群生になっていた。(日陰なので色合いがイマイチ)

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ちょっと引いてみると、こんな感じ。(予報でUPした画像も同じ場所です)

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全体は納まっていないけれど、さらに引いてみるとこんな感じ。
このエリアは、本来のアケボノスミレより、ナガバノアケボノスミレの方が圧倒的に多い。



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こちらが本来のアケボノスミレ。
開花の頃、葉っぱはまだほとんど展開していない。花弁の色合いもナガバノアケボノスミレより濃いものが多い。



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土がサラサラと崩れるような斜面にはオカスミレが多い。



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マルバスミレも今季初。
普通種だけど、個人的には白いスミレの中では気品があって好きなスミレだ。



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エイザンスミレの白花タイプかな、と思ったが、葉っぱをみると、ム?ム?ム?。ま、エイザンスミレの葉っぱの変異もいろいろあるので悩みどころだけど…。



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ところ変わって、こんな山道をただひたすらと黙々と辿ったのでした。
そう、こんな感じのロケーション。どんなスミレ? なんとなく察しがつくでしょ。



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遅れ馳せながらやっと会えたマキノスミレ。一応、こちらは端正な正統派タイプ。

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悩ましくもあり、嬉しくもあり No1

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悩ましくもあり、嬉しくもあり No2

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悩ましくもあり、嬉しくもあり No3

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悩ましくもあり、嬉しくもあり No4

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悩ましくもあり、嬉しくもあり No5



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ハイセンスな一品と称せられるフモトスミレもいっぱい。しかも、ほとんどが斑入りタイプ。

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斜面の一部を切り取ってみると、こんな感じ。



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斑入りタイプのフモトスミレもあって、マキノスミレも揃えばこんなハーフさんも出てきちゃいますよね。
目を凝らして探せば、たぶん、立派な株の個体も出てくるんでしょうけど、この頃すでに体調がイマイチ状態。まだまだ先はあるし、陽は傾き始めるし、辛いし… さて、どうすべきか…



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こんなタイプのマキノスミレも出てきたり、ここまで騙されながら登ってきたけれど、なんとしてもバテました。頂上まで700mという案内板が実に恨めしい。でも、100%満足ではないけれど会いたいスミレにもそれなりに会えた。ここは潔く下山しようと決めたものの、下りの7Kmが長いのなんのって。ヘロヘロになりながらちょっと歩いては立ち止まり、マキノスミレが咲き続く山道をひとり下って行くのだった。


<撮影機材>
Canon EOS 5DMarkⅡ
Tamuron sp90mm Macro
SONY cybershot RX100Ⅱ
 
by windy1957 | 2014-04-30 17:32 | wild plant