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pode ser um romance

想いはグラスのふちを回る No10 「旬を見る、食べる、そして考える」

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カエルのロックグラスを傾けて、あれやこれやいろいろと勉強を始めたけれど、やっぱ呑んじゃうとダメ。
週末が待ち遠しいこの時季は、あの山裾に、あの渓に、あの谷に… 
思いのほか 「 想いはグラスのふちを回る 」 なのです。
そしてもう一杯。
とっておきの焼酎を注ぎ、ちっとも頭に入らないけれどパラパラと愛用の図鑑を捲りつつ…



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別に専門家でもないし、その道に造詣が深いワケではないのだけれど、たとえば観察会などで参加者から 「 これって、なんですか 」 と聞かれれば、なんの躊躇もなくサラリと涼しい顔で答えたい。
ということで、イネ科植物のページを開いては眉間にシワを寄せてる。
つまり、そういうこと。だけど「 ワカリマセン 」ってはっきり言えることって、素敵だと思うけどね。




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今夜は絶品のからし菜に舌鼓を打った。
質素だけど、とっておきの旬の味に、当然、お酒もすすむすすむ。



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今日のフィールドワークは、ちょっとした植物観察会だった。
休耕田では、今が旬のセリが一面に蔓延っていた。お浸しにしたセリをつつきながら、キューッと一杯いきたいね。というのは男連中の共通の話題だ。水辺のセリを摘む時は、ヒルが付着していることがあるのでちょっと注意が必要。



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こちらはツリガネニンジンの若芽。
山菜名はトトキとよばれ、田舎では「山でうまいはオケラにトトキ」と親しまれている。ご覧のような新芽を摘み、茹でてから水にさらしてお浸しや和え物にしても美味しいし、天ぷらにしても絶品だ。



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ルーペで覗きながら 「葉の裏側に繊毛がありますよ」 という感じで話しが始まる。
野山で覚えるということの早道は、鳥でも虫でも植物でもなんでもそうだけど、名前だけでなく匂いとか、味とか、手触りとか、特徴を見つけ、ともかく五感を活用して印象付けることが大事。もちろん、親しむということもね。



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ヤマアカガエルの受難。
先日の裏高尾では、あちこちの水辺でヤマアカガエルの恋の儀式が始まっていたが、こちらの森ではちょっと異変が起こってる。
この時季には、ヤマアカガエルが山間の休耕田に毎年産卵していたが、今季はまったくその気配がない。どうしたことか。断定はできないが、そうした要因のひとつにアライグマの森への進出が挙げられているという。この時期、アライグマにとっては貴重なタンパク源になるのだろうか。各地の里山でサンショウウオやアカガエルを食い荒らすアライグマの生態が報告されている。
今日のフィールドワークでもヤマアカガエルの卵はまったく確認できなかった。根絶してしまったのだろうか。
初夏の頃。山間の休耕田に響くヤマアカガエルの鳴き交わしが聞けないのはちょっと淋しい。
<画像は裏高尾・日影沢林道で撮影>



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楽しくもあり、悩ましくもあり、忙しくもあり、スミレ行脚は今年もアオイスミレとの嬉しい再会から始まった。
透きとおるような薄いブルーの花弁がファインダーに浮かぶと、スミレシーズンの到来を実感せずにはいられない。
さぁーて、軽トラ全開で林道を駆け上がろう。長靴履いて、カメラぶら下げて、あの薄紅色の花弁に想いを馳せつつ…


<使用機材>
Nikon D800E
60mmED F2.8Macro

SONY cybershot RX100Ⅱ

by windy1957 | 2014-03-30 23:19 | in my life