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pode ser um romance

尾瀬 No4 「水無月の尾瀬はやっぱり雨でした」

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前夜の残業疲れもあったが、どうにか午前4時前に目が覚めた。
水無月の尾瀬。この時期、会いたい花々や見たい風景がいくつかあった。そんな思いを抱きながら、今明けたばかりの関越自動車道を、愛車Jeepはビューンっとかっ飛んで行く。



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鎌田の分岐ではすっかりお馴染みの橋。ここを渡れば、もう尾瀬街道だ。



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家を出てから2時間半。
ほぼ順調に大清水の駐車場に着いた。関越自動車道を走っていた頃はあんなに良い天気だったのに、俄かに雲行きが…。とりあえず、尾瀬沼を目指そう。



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まずは一ノ瀬まで、単調な林道歩きを1時間ほど強いられる。
今季初見。所々で見られるノビネチドリがせめてもの救いだ。



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美しいブナの樹肌には思わずカメラを向けてしまう。むむむ、目を凝らすと、シャクガの仲間がぴったりと…。



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この頃からポツリ、ポツリと雨粒が落ちてきた。
下草にはエゾハルゼミが休んでいた。もうとっくに目覚めの時間帯だろうが、雨模様のせいだろうか、カメラを近付けても一向に動こうとしない。



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閑散とした登山道。
辺りには誰も居ない。ただ響くのは渓流の音だけ。



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湿った登山道沿いには一瞬、チドメグサがびっしりと、と思ったがヘビイチゴの葉っぱのようだ。瑞々しい緑色が目を惹く。



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このあたり、標高からいえば、その植生は温帯林から冷温帯林といったところ。そんな森では、ブナ、ミズナラ、カエデの仲間、そしてこのトチノキなどが主役になってくる。



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山道沿いではタニウツギが真っ盛りだ。
尾瀬の植生は、どちらかといえば日本海側的な要素になるだろう。タニウツギは日本海側や雪国の山地帯ではお馴染みの樹花である。



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今回は画像の数が多いので、ここからはダイジェストで。
まずはヤマブドウ。

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きっと、秋は緋色の宴が見事だろうね。ハウチワカエデ。

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三平峠への木道。

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雨の三平峠はひっそりと…。

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木道脇、チシマザサのヤブの中を目を皿のようにして探したら… あった!!

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ということで、イチヨウラン。

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その先には、ギョギョ!!エビネか??

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ということで、コケイラン。
この頃すでにドシャ降り、そしてチシマザサのヤブの中でカメラはびしょ濡れ。ま、言い訳です。

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そうこうしているうちに、見えてきましたね、2年ぶりの尾瀬沼山荘が。

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雨の尾瀬沼。
誰かがこんなことを言いながら通り過ぎて行く。「尾瀬は雨。それだって願ってもない出会いじゃん」

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雨の情景Ⅰ

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雨の情景Ⅱ

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雨の情景Ⅲ

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雨の情景Ⅳ

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雨の情景Ⅴ

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雨の情景Ⅵ



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こちらはチシマザクラ。まだ咲き残っている。



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ご存じオオカメノキ。
尾瀬ではポピュラーな樹木の一種。早春の芽吹きも、初夏の瑞々しさも、そして真っ赤な実を付けた紅葉も、それぞれがとってもフォトジェニックだ。



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雨の日はこれでしょう。
ガラスのサンカヨウ。



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これを撮るため、濡れた木道に膝被いて、ズボンはびっしょり&ぐっしょり。



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前方を歩く集団がなにやら沸いている。
で、こっそり近付いてみたら、こんな感じで咲いていた。キヌガサソウ。



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沼畔の定番ポイントも、降りしきる雨とあってはひとり寂しく、しんみり&しっとり…



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再会のミツガシワ。
大江湿原ではまだ咲き始めって感じ。



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木道脇に寄り添うズダヤクシュ。



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こちらはノウゴウイチゴの花。
初めて見る感じだったので、後で調べてみたら高山植物の範疇に入るらしい。しかも、日本海側が主な自生地とか…。



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こちらも定番、ギンリョウソウ。



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朱色が映えるハウチワカエデの翼果。



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杣道の情景Ⅰ

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杣道の情景Ⅱ

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杣道の情景Ⅲ

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杣道の情景Ⅳ



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大清水へのLong And Winding Road。
ラストスパートの長~い林道は、いつ歩いても、いつも辛い。
ということで、スミレの追っかけ最終章は尾瀬からお届けの約束です。そのためのネタ集めでもあったけど、生憎のドシャ降りとあっては意気消沈。
さて、どんなスミレで締め括れますかね。来週中にはなんとかUPしますので、乞うご期待を。


The end
by windy1957 | 2013-06-24 22:56 | mountaineering