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pode ser um romance

週末はスミレに会いに No9 semifinal 「北八ヶ岳 青苔の森から」

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そこは青苔の森。
そのスミレは、鬱蒼と苔生した森に密かに咲くという。
その気になれば会いに行けるのに、つい、目先のスミレに追われてしまい、気が付けばいつも時季を逸してしまっていた。
毎年、そんな思いを抱くスミレがひとつふたつ。
ということで、そこは標高2000mを超えた北八ヶ岳の森。はるばる軽トラックを駆ってやって来たものの、さて、その顛末は如何に…



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苔生した森に入った途端、ひんやりとした空気が漂っていた。
ご覧のカギカモジゴケがびっしりと林床を埋め、辺りではメボソムシクイが盛んに囀っていた。



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こちらは倒木更新のワンシーン。
倒れた針葉樹を土台にして、また新たな生命が芽生えている。森そのものの生き様には、自給自足という大前提がある。



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ミヤマカタバミがあちこちに咲いていたが、せっかく三脚を持参したにも関わらず横着をしてしまった。被写体となってくれたのに、ほんと申し訳ない。



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オウレンも僅かに咲き残っていた。足場が悪かったものの、とりあえずカメラを向けてみたが…。



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半信半疑で心細く森の小道を辿ったが、そのスミレは呆気なく現れた。ウスバスミレとの心トキメク対面だ。



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一見、ニョイスミレのような小さな花弁だけど、その色合いはよりいっそう無垢な白、といった印象だ。



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こんなふうに、苔生した岩の影や針葉樹の葉陰にチラホラと。なんて密かに咲くスミレなんだろう。



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ウスバスミレの葉っぱ。
ひだを寄せたような独特な鋸歯、表面は無毛でその名のとおり薄い。



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葉っぱはたくさん見かけたが、どういうワケか花数は意外と少ない。



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そもそも苔むした林床はそれほど華やかではない。
運よく野生ランでも見れないものかと歩き回っていたら、ひょっこりと湖畔に出くわした。
このポイント、秋には有名な撮影スポットになるらしい。ということで、1枚収める。



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湖畔での昼食は、上信道の横川PAで仕入れた、高崎名物の 「鶏弁当:800円」 を喰らう。



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もののけの森とはちょっと趣が違うかも知れないけれど、苔生した針葉樹の森は独特な匂いが漂っていて妙に落ち着いてしまう。
どことなく寂しげなトラツグミが鳴いていたかと思うと、突然目の前でコマドリが囀りだしたり、飽きることなく森の小道を彷徨った。



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今が正に旬なのだろうか、ミツバオウレンはあちこちに咲いていた。



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はい。
今回の場所はご覧のとおり、この山小屋で判明しちゃいましたね。



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レンゲツツジにシラカバ林。
どうです、中信越あたりの典型的な高原のショットでしょ。



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そして、シラカバ林と相性がいいのがベニバナイチヤクソウだ。
どこを見渡しても、シラカバの根元にはこんな感じで寄り添って咲いていた。


The end
by windy1957 | 2013-06-14 21:37 | wild plant