pode ser um romance

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尾瀬の貌 NO4

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去年の今頃、ブナの森の黄葉に魅せられながらひとり歩いた裏燧林道。今シーズンはもっとたっぷりと、気の済むまで堪能したかった奥尾瀬の林道歩きだったが、天候と、時季と、仕事、なにより生活面での予想外の出費も嵩んで予算の折り合いに四苦八苦。それでも諦め悪く、結局、妻の両親の墓参がてら、急遽、奥只見経由で御池からの尾瀬入りを提案したのだった。
前日から風邪気味で喉の具合が良くないと漏らしていた妻は、御池あたりで時間を潰して待つというので、せいぜい尾瀬沼までの数時間のピストンと決め、何となく急かされるような思いで沼山峠を下った。
この日は新調したカメラと、お気に入りの望遠ズームレンズもザックに詰めてきた。やっぱり忙しなかったのか、思い描いていた尾瀬沼のシーンは撮れなかったけど、代わりにいくつかハッとするような被写体に偶然出会えた。
VR機能を装備した望遠ズームレンズも、確かに軽量とは言えないが、この程度の行程ならそれほど苦にもならない。それどころか、ファインダーに浮かんだ開放値の美しいボケ具合には、今更ながらニンマリしてしまうほどだ。

草紅葉の大江湿原。
先ほどまでは私のずっと後方を歩いていた二人連れだったが、軽快な足取りであっという間に追い越されてしまった。なんの変哲もないシーンだけど、せっかくのレンズなのでピピッと合焦。
どうです、この画像… と、ひとり悦に入るのだった。


Nikon Df
AF-S VR ED70-200mmF2.8G(IF)

by windy1957 | 2014-10-24 15:50 | mountaineering | Comments(4)

尾瀬の貌 No3

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鳩待峠を下りはじめてすぐ、いつもより明るくて陽に透けた森の雰囲気に初冬の気配を感じた。
10月下旬。里山ではまだまだ葉は青く、森の中では微かに紅葉の走りが目に付く程度なのに、山ノ鼻に下りる途中のブナの森は、冬の匂いとともに白い陽射しが注いでいた。
森の中を下ってゆく木道の左手に川上川のせせらぎが聞こえ始めた頃、最後の饗宴とばかりにカエデの仲間やダケカンバ、コシアブラの黄葉が目に飛び込んできた。逆光にキラキラ揺れる黄葉を写し撮っても、なかなか思い通りの色は差し込めず、手を変え品を変え何枚も撮る。未熟な腕前はそっちのけで、 「撮らされてしまった…」 と、後になってPCを眺めながら悔やむのは大体こんなパターンだ。
一瞬陽が翳り、汗ばんだ首筋をひんやりとした風がサーッと撫でていった。
閑散とした山ノ鼻の広場が見え隠れするあたり、人気のない木道に座り込み、名残惜しく色付いたウリハダカエデにカメラを向けた。

Nikon D300
Tamuron SP 90mmF2.8 Macro

by windy1957 | 2014-10-22 13:01 | mountaineering | Comments(2)

尾瀬の貌 No2

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見上げたら、ひこうき雲がまっすぐ至仏山に向かって走ってた。
振り向いたら、ヤマブドウの葉っぱが陽に透けて緋色に染まってた。
そして、足元に目を移したら、木道の隙間に下りていけそうな空が映ってた。
最近、水たまりの映し絵に目を奪われることが多くって、つい、思い入れも手伝ってカメラを向けてしまう。
忙しなく三平下に向かう途中、ふと、そんなシーンに出くわした。迷わず1、2度シャッターを切ると、前方から中年のカップルが近づいてきたので、とりあえずその場を後にする。少したって振り向くと、先ほどすれ違ったカップルが不思議そうにその 「撮影現場」 を覗き込んでいる。
思わずクスッと笑ってしまったが、カップルにはあの木道の隙間に、いったい何が見えていたのだろう。


Nikon Df
70-200mmED VR AF-S2.8G

by windy1957 | 2014-10-15 19:24 | mountaineering | Comments(6)

尾瀬の貌 No1

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今年もこの時季に、ここからこの光景に出会えた。
樹林帯を抜けた途端、目の前にパッと広がる湿原。今更だけど、 「尾瀬を感じる」 不思議なこの感動。たぶん、今季最後の尾瀬入りになるのだろうと選んだこのルート。ところが、体調の優れない家内は、御池でこのまま時間を潰して待つという。
ということで、沼山峠から尾瀬沼までの忙しないピストン。
名残惜しい想いはいっぱいあって、あの小さな橋の袂で、あの大きなダケカンバの根元で、何度木道を振り返ったことだろう…。

それは、尾瀬の貌(かお)。
ふと、目を留めるシーン。
そんな、私なりの尾瀬をどうぞ。

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by windy1957 | 2014-10-13 19:29 | mountaineering | Comments(6)

奥日光・白根山便り ≪後編≫

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白根山は確か4度目の登山となる。
最初は新調した登山靴のデビュー戦だったが、踵の靴擦れに泣きながら登った。二度目は鳥仲間と初夏の瑞々しい森を楽しんだ。三度目は丸沼口からの初めてのアプローチだったが、グループウ登山でワイワイ、ガヤガヤの楽チン登山だった。
そして、今回。たったひとりでの登山は少々心細かったが、吹き出す汗と清々しさ、そして深いシラビソの森と香りに浸かり 「やっぱり来てよかった」 と、登山道を振り返る。

では、ダイジェスト版で後編をどうぞ。

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by windy1957 | 2014-10-07 11:11 | mountaineering | Comments(4)

奥日光・白根山便り

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9月中旬。
すでに色付き始めた、奥日光白根山に登ってきました。
あえてキャプションは短めに、画像中心のレポです。

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by windy1957 | 2014-10-03 10:48 | mountaineering | Comments(6)