pode ser um romance

<   2014年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧

里山・晩夏の密かな装いⅢ

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< レンゲショウマ >

晩夏の頃になると、やっぱりこの花が気になる。
観光の目玉としてこの花の群生を手厚く保護している場所もあるが、あまりにも人が多く俗化していて撮影するには興醒めしてしまう。
私が秘密にしているレンゲショウマの撮影スポットは、外秩父山系の一角にある森だが、見物者はおろか撮影者に会うこともまったく無い。
林道を登り詰めた所で車を停め、そこから三脚を抱えて歩き出す。雨上がりの蒸し暑い森の中、遠目にもレンゲショウマの咲く姿が確認できた。株数こそ数えるほどだが、花付きはちょうど旬な感じだ。カメラをセットし、ファインダーで覗くと、蕊もしっかり残った薄紫色の花弁がすっきりと浮かび上がった。
誰もいない静かな森。
とっても贅沢で至福のひと時。レンゲショウマを独り占めの時間はゆっくり流れた。


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< ソバナ >

辛うじてこの花との再会にも間に合った。
レンゲショウマの撮影ポイントへの道すがら、出会うソバナはほとんど終盤の状態で、気持ち的に撮影は半ば諦めていた。
森の中を歩き回っている頃、天気はゆっくりと回復し、薄らと陽が射しこむようになると辺りの緑が急に躍動的に映りだした。そして、大きなミズナラの根元にはご覧のソバナが凛と立っていた。


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< キツリフネ >

キツリフネって、つくづく撮影し難い花だと思った。
群生を撮ろうにも、花があちこち向いていてどうにもまとまらないし、マクロレンズで狙ってもどうも気に入らない。あちこちから撮ってみたけどなんかしっくりこなくて 「 もういいや 」 って思い始めた頃、いい感じに陽が射し始めた。
とっても残念だったのは花弁の先端の雫。これがピンボケでなければ、ピリッと引き締まった画像になったのに…。


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< アオイトトンボ♀ >

昔はこんなふうにトンボやチョウを撮り歩いた時期があった。
その頃は、花々の撮影にはそれほど興味は無かったので、どんなふうにしたらカッコよく虫たちが撮れるか、そんなことばかり考えていた気がする。
アオイトトンボはそれほど珍しいトンボではないが、どこでも見られるトンボでもない。あえてこのトンボを撮りに行こうと思ったことはないが、ふとした時に… 咄嗟に… というのがこのトンボに寄せる想いかも知れない。
アオイトトンボをあちこちで目にするようになると、色づく秋はもう目の前だ。


続く
by windy1957 | 2014-08-27 14:41 | memory of Satoyama

里山・晩夏の密かな装いⅡ

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<アケボノソウ>

そこは、何の変哲もない田んぼ脇の畦地だったが、ツリフネソウやフジバカマとともに咲いていたのは意外にもアケボノソウだった。
私にとっては思いがけない出会いだったが、信州あたりの里山(白馬山麓)では特段珍しいことではないのかも知れない。
近くのお宅で庭作業をしていたご婦人にアケボノソウのことを訪ねると 「 あちこちに普通に咲いていたけどねぇ… 」 とのこと。
羨ましいというか、拍子抜けというか…。 去年はこの花を撮りに、わざわざ群馬のとある湿原まで出掛けた。ま、所変われば何とかやら… ということなんだろうが、それにしても宝探しのような信州の里山歩き。早くも来シーズンへの想いがどんどん膨らんでいく。


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<カラマツソウ>

まだ花を展開する前の状態だが、バックがいい感じに抜けていたので200mmのズームマクロで撮ってみた。普段、あまり持ち歩かないレンズだが、F値が明るいということと、露出によってはボケ味がいい感じになるので気に入っているレンズだ。ただ、重たいのがちょっとね…。


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<ツルニンジン : ジイソブ>

林縁に咲いていたキツリフネを撮っていると、ふいに後ろから 「 そのあたりにジイソブでも咲いてませんか? 」 と声を掛けられた。藪から棒に変なオジサンだなぁ… と思いながらも 「いいえ 」 と返すと、何も言わずさっさと立ち去ってしまった。
ったく… と呟きながらの戻り道。先ほどのオジサンが、今度は道脇の藪の前で屈んでいた。その状況からしてすぐに察しがついた。オジサンの構えたカメラの先には、ご覧のツルニンジン(ジイソブ)が、ひっそりと隠れるように咲いていた。


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<ヤマジノホトトギス>

そろそろかな、って覗いた森。
実はもっとたくさん咲き出していると思ったが、出会ったのはご覧の一輪だけだった。それでも約束どおりに再会できるのはやっぱり嬉しいもの。ご覧のカットは、藪蚊に刺されながらもめげずに撮った一枚だ。

続く
by windy1957 | 2014-08-26 17:05 | memory of Satoyama

里山・晩夏の密かな装いⅠ

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<ヨメナ>

以前は日課のように歩いていた里山の小径。
今シーズンはスミレの追っかけに始まり、ふとした思惑もあって植物の撮影熱が高じてしまい、例年になくあちらこちらに出向いている。お蔭で、マイフィールドである里山逍遥もすっかり疎かになってしまい、季節の移ろいとともに見過ごしてしまった被写体もちらほらと。
ま、言い訳はともかく、愛用のマクロレンズがやっと修理から上がってきたこともあり、出来栄えは別として今回から数回に分けて馴染の里山植物たちの旬を紹介したいと思う。
林縁の小さな道、田んぼの畔道、森に続く小径。密かに秋の気配を感じながら狙ったカット、そんな想いが伝われば幸いです。




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<ツリフネソウ>

夜明けの頃は音をたてて降っていた雨も、すっかり止んで薄日が差すほど回復してきた。
ファインダーに浮かぶツリフネソウに、シャッターを押すまいかどうしようかと思っていた矢先、一瞬、眩しい朝陽があたりを包み込んだ。


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<サラシナショウマ>

この時季、ちょっとした山道で見かける白いブラシのような花姿は印象的なので、多くの方がご存知の植物だろう。
「ショウマ」とは生薬のことで、解熱、解毒に効能があるという。若菜は山菜でもあり、茹でてから水にさらして食用にするらしいが、私はまだ試したことがない。


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<ルイヨウボタンの実>

ルイヨウボタンも今シーズンは花の時期に会えなかった。濃い瑠璃色の実を見た時に、この森ではじめてルイヨウボタンに出会った時の懐かしい時間が甦った。


続く
by windy1957 | 2014-08-25 12:57 | memory of Satoyama

花いっぱいの八方尾根 「天空の花園 part Ⅳ」

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私はカミナリが大嫌いなので、正直いって尾根歩きはどうしようかと迷った。麓の湿原でも歩こうかと、怪しい雲行きを眺めながらリフト乗り場で躊躇していると、初老夫婦の 「 尾根のお花は良かったね 」 という会話が耳に入った。
「 そうだよね、せっかくここまで来たんだもの 」 そう気を取り直し、尾根筋に広がるお花畑を想いながら八方池を目指した。
6月に登った時はやっと花が見つかる程度だったのに、あの時のチングルマはもう果穂になっていて尾根の所々で風に揺れていた。

さて、八方尾根レポだが、まだまだ紹介しきれない花々がいっぱいだ。その一方で、今週末には3度目の八方尾根トレッキングを楽しむ予定である。なので、花いっぱいシリーズは一応今回で終結ということに。来週中には、最新の、旬な、八方尾根レポをお届けしたいと思っているので、乞うご期待を。

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by windy1957 | 2014-08-19 15:59 | mountaineering | Comments(10)

東京 taste

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地上28階の一室から。

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by windy1957 | 2014-08-17 12:21 | in my life

花いっぱいの八方尾根 「 天空の花園 partⅢ 」

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お待たせ、というべきか、まだまだ懲りずに、というべきか… 
ともかく紹介したい花々がいっぱいあって、自分自身でもそろそろ見切りをつけなければ、と思いながらもショートレポ第3弾の登場と相成った。
色とりどりの高山植物たち、その群落やお花畑もいいが、比較的落ち着いたトーンの花たちもとっても魅力的で撮影に飽きることはない。
尾根筋はすでに夏も盛りの頃。カメラ片手に意のまま想いのままの稜線歩きは、楽しいことこの上ない。

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by windy1957 | 2014-08-12 15:56 | mountaineering | Comments(4)

花いっぱいの八方尾根 「天空の花園 partⅡ」

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自宅を出てから4時間弱。白馬村は淡い青空が広がっていた。まずまずの天候に気持ちは踊る。事前に得ていた情報で、この日は林道を詰め、黒菱のリフト乗り場まで一気にマイカーで登った。すでに標高は1700mほど。下界の白馬の家並みが薄らと霞んで見える。そして草地に広がるお花畑。クガイソウやシモツケソウ、オオバギボウシ、ミヤマアキノキリンソウの彩が、いかにも信州の高原の雰囲気だ。
見上げるその先には八方の尾根と白馬の山並み。吹き上げる涼風に揺れる可憐な花たち。カメラ片手の山歩きはいつもと同じ、遅々として進まない。

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by windy1957 | 2014-08-07 12:10 | mountaineering | Comments(12)

花いっぱいの八方尾根 「 天空の花園 partⅠ」

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今回から数回に分けて八方尾根に咲く、旬な花々をショートレポで紹介したい。
撮影日はすべて8月3日だが、山麓から唐松岳んい至る稜線には初夏から盛夏、そして晩夏に咲く花々が咲き誇り、さながら天空の花園といった趣だ。
撮影状態(失敗)により、残念ながらすべての花々を紹介できないが、どれもこれも想いを込めて撮影したカットばかり。そんな花たちを篤とご覧いただきたい。

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by windy1957 | 2014-08-05 13:03 | mountaineering | Comments(14)

八ヶ岳デイズ 「 ちょっとRetro で Breezin' な週末 」

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この日も朝からうだるような暑さ。
地方気象台では37℃超えを知らせてる。
エアコンの効いた部屋で寛ぐのがいちばんだと、外へ出たがらない妻を 「 ドライブでもしない? 」 と口説く。

さてさて、久々の八ヶ岳デイズ。
モノトーンのコーヒーカップの向こうに流れるピザレリ。パラパラっとめくる情報雑誌。で、決まり! となれば、南アルプスと八ヶ岳の間を縫う真っ直ぐな高速道を颯爽と飛ばして、ビューンっと行こうじゃない。

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by windy1957 | 2014-08-01 12:53 | in my life | Comments(4)