pode ser um romance

カテゴリ:wild plant( 70 )

週末はスミレに会いに revisitado Ⅱ

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ナエバキスミレ(V.brevistipulata) 2006.3.Jun
Nikon D200
17-70mm f2.8-4 DC Macro [SIGMA]


関東エリアのスミレファンにとって、黄色いスミレは憧れだ。春先からスミレを追いかけはじめ、ひと段落がつく頃になると、奥秩父とか群馬あたりの山から黄色いスミレの便りが届きだす。同じ頃、県境の長いトンネルを抜けた豪雪地帯では、雪解け間もない道端や田んぼの土手は黄色いスミレでびっしり埋め尽くされる。
6月。すでに初夏の装いとなった里山では、遅咲きのスミレが僅かに残るのみだが、山地帯のスミレたちはまだまだ見どころ十分だ。まだ雪の残る天神平。ナエバキスミレが咲くという尾根道には、予想どおり点々と黄色いスミレが風に揺れていた。
ずっと憧れていたこんな光景との出会い。里山のスミレとはちょっと趣の違う立ち姿、紅紫色の茎も図鑑どおりだ。はじめて見るそのスミレに、時間を忘れてシャッターを切った。
by windy1957 | 2016-12-16 10:00 | wild plant | Comments(0)

週末はスミレに会いに revisitado Ⅰ

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アケボノスミレ(V.rossii) 2009.12.Apr  
Nikon D300
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

「週末はスミレに会いに」 こんなテーマを掲げて、毎週のように山野を駆け巡ってたあの頃が懐かしい。もちろん、今でもシーズンとなれば、彼の地、彼の山に思いを馳せて週末が待ちきれないのは同じことだけど。
その頃は、とりわけアケボノスミレに会いたくて、知識も疎いまま図鑑を眺めては思い巡らしていた。今となってはすっかり馴染のフィールドとなった外秩父山系の森。アオバトの鳴き声を聞きながらあてもなく彷徨っていた時に出会ったのがアケボノスミレだった。憧れのスミレとの出会いはいつも呆気ない。ご覧のカットはその時に撮ったものだが、今でもお気に入りの一枚となっている。


今回から数回のシリーズとして 「週末はスミレに会いに revisitado」 を綴りたいと思う。今ではすっかり手元を離れてしまった懐かしいカメラによる写真を中心に、無心にスミレを追ってた当時を振り返ってみたい。それは私にとって懐かしく、どこか微笑ましくもあり、大切な過去でもあるのです。
by windy1957 | 2016-12-15 11:54 | wild plant | Comments(0)

ハンゴンソウの咲く頃

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そんな時期だよねって、彼の地を想ってる。


Nikon Df
SP AF70-200mm f/2.8 Di LD[IF] Macro TAMRON

by windy1957 | 2016-09-06 11:14 | wild plant | Comments(4)

どう見る? この森

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ご覧の森は長野県の高原帯、標高2000mを越えた場所に広がる森だ。
さて、この森を見てどう思います? まだまだ遷移途上にある森ですか、それとも極相に達した森ですか。これは植生とした観点からの自問自答なのだが、残念ながらまだ答えは見出せないでいる。それは、私自身がこのエリアの原植生(潜在植生)を知り得ないから。
それはさておき、もっと簡単な問いかけをひとつ。
樹を見て森を見ず、森を見て樹を見ず。今、目の前に広がる森や林を見て、「荒れてる」 とか 「癒される」 とか、そんな印象を自身の自然観としてどう整理できます?
やっぱ理屈っぽいですね、 面倒くさかったらスルーしてください。あくまでも興味があったら、の話なので。


DSC-RX 100Ⅱ
by windy1957 | 2016-07-08 09:45 | wild plant

すみません、苦手なもので。

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そこには会いたかった野生ランが咲いているという。
だけど、長いニョロニョロはとびきり嫌いなので、ここでこうして地団駄踏むばっかり。



DSC-RX100Ⅱ
by windy1957 | 2016-06-23 23:09 | wild plant

Na brisa em maio

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峠を越えると、僅かに雪をまとった上越の山々が見えてきた。楽しみにしていた渓流沿いの林道だったが、ここでも開花時期は早かったようで、残念ながらスミレの姿はもうなかった。
気を取り直そうと歩く小径。小さな流れのほとりには、5月の陽射しの中でタチカメバソウが今を盛りと咲き揃っていた。一時の心の隙間を埋め合わせてくれるそんな光景に、上手く言えないけれど、やっぱり癒されてしまう自分がいる。

Nikon Df
SP AF 70-200mm f/2.8 Di LD Macro [TAMRON]

by windy1957 | 2016-05-19 11:41 | wild plant

週末はスミレに会いに Bhakti torna-se violataⅢ

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今年は無理かな… って思ってたけど、いろいろやり繰りを済ませ、やっぱり会いに来てしまった。
関東域のスミレファンにとって、黄色いスミレはそう簡単に会えるスミレではないので、ある種独特な想いを寄せている人は多い。私もそのひとりだ。
車を停め、一目散に山道を駆け上がると、背丈の低いナエバキスミレの小さな花弁が遠目にも見えてきた。もう何年もこの場所に通っているのに、込み上げてくる言いようのないトキメキは毎年変わらない。


DSC-RX 100Ⅱ


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Nikon D800E
AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G ED



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Nikon D800E
AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G ED

by windy1957 | 2016-05-18 12:29 | wild plant

Primura kisoana に会いに

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その花は、日本列島がまだ大陸と陸続きであった頃から日本列島の固有種であったという。そして、180万年前から始まった氷河期を生き延びて、気の遠くなるような年月の果てにこの山を 「隠れ家」 として選んだのだ。
九十九折になった急勾配の山道を、泣き出したくなるほど登る。標高1000m足らずの山だが、これが何としてもキツイ。そんな登りに嫌気がさしてくる頃、パッと目の前が開ける。あたりは一変して落葉広葉樹の明るい尾根歩きになって、足元に咲くフモトスミレたちに目を配る余裕もでてきた。
今年もそんな思いをして会いに来た。たかが一輪の花だけど、好奇心という言葉だけでは済まされない、まったく次元の違う心根に誘われてしまうのだ。


DSC-RX 100Ⅱ
by windy1957 | 2016-05-10 10:58 | wild plant

「 シノブ 」 に寄せて

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先日、植物好きのメンバーが集う希少植物の調査&観察会に同行した。
5月にしては炎天下のような陽気に、汗を落としながら渓流沿いの林道をひたすら詰めた。岩場の傍らでは涼しげなシノブが所々で目に入り、辛い山道歩きを一瞬ホッとさせてくれる。
シノブとは多年生のシダ植物で、乾燥には強い耐性がある。岩場や樹木の幹に茎を延ばし、条件の揃わない場所でもしっかり根付くことから 「土が無くても耐え忍ぶ」 というのがその名の語源らしい。
逆境にも耐え忍ぶ強かさとは、このか細い草本の、いったい何処に潜んでいるのだろう。


Nikon D800E
AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G ED

by windy1957 | 2016-05-09 12:46 | wild plant

週末はスミレに会いに Bhakti torna-se violata Ⅱ

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相変わらず空振りも多いし非効率なスミレ巡りだけど、今回は比較的いいタイミングで出会えた。
里山のスミレはほぼ終わりなので、愛車を駆って北へ。時はGWの真っただ中。喧騒を逃れ、まだ雪の残る新緑の森へ逃げ込む。林床には、藤色に染まったとびきりの妖精たちが約束通り待っていてくれた。


Nikon D800E
AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G ED



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DSC-RX 100Ⅱ



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Nikon D800E
AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G ED

by windy1957 | 2016-05-04 10:25 | wild plant