pode ser um romance

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それでも、高尾山。

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休日の駐車料金は1500円。
なんと、平日の倍近い料金になっている。にも拘わらず、この時期、高尾山ではいくつか見ておきたい花があるので、ブツブツ言いながら駐車場に入る。
いつも通り、味気ない石畳の登山道を登ること1時間。馴染みの草花たちが出迎えてくれるものの、お目当ての代物はまだ固い蕾だった。「ちょっと早かったね、また来るよ」 そんな思いで約束を告げ、僅か600m足らずの山頂へ。たっぷり汗をかいた体に、缶ビールのキューっと感が沁みる。
休日ともなればごった返す人混みだし、俗っぽいし、繁華街のような喧騒。それでも高尾山。懲りもせず、四季を通じて何度登るだろう。ノーブルなブナの森もあれば、人知れず絶滅危惧種の花々も咲く。ちょっと不思議で、面白く、何故か飽きのこない山。高尾山はそんな山だ。


DSC-RX 100Ⅱ

by windy1957 | 2017-09-12 20:40 | mountaineering | Comments(0)

fazer uma pausa

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いつもの登山道だけど、今日はヤケにきつい。
急ぐ行程でもないし、あの花にさえ会えれば頂上を踏む必要もないし… と、呟いてはまた腰を下ろす。いつしかBGMは、蝉時雨(エゾハルゼミ)からムシクイの囀りに代わっている。そっか、もうそんなに高度を稼いだんだね。
さて、あの稜線までもうひと頑張りだ。


Nikon Df
SP AF 70-200mm f/2.8 Di LD[IF] Macro TAMRON

by windy1957 | 2017-07-12 14:32 | mountaineering | Comments(0)

境界線上の植生

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暖温帯林、中間温帯林、冷温帯林が混ざり合う森。
南斜面ではシイ、カシが育ち、尾根沿いにはモミやツガの大木が並ぶ。そして、北斜面ではブナやミズナラが神聖の如く凛として立つ。そこに成り立つ生態系はどこまで特異なのか、それとも、どれほど貴重なものなのか。

杣道に座り、鬱蒼とした森を見上げる。
そんな時だった。??!!
Terpsiphone atrocaudata 気のせい? いや、確かに聞こえたよ…


DSC-RX 100Ⅱ

by windy1957 | 2017-07-05 09:10 | mountaineering | Comments(0)

あぁ キツイ… 奥武蔵

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5月の山行は、奥武蔵 高水三山。
依然として先の見えない檜木立の急登で喘いでいると、仲間のひとりがたまらず漏らした。
「 アルプスや八ツの方がよっぽどマシだよ 」
胸突き八丁の連続でガンガン高度を稼ぐ奥武蔵の山。今にもヘコタレそうで、弱音を吐いてばかり。でも、ほんとキツイ… あぁキツイ…


Canon EOS 5D MarkⅡ
SP AF90mm f/2.8 Di Macro TAMRON


by windy1957 | 2017-05-13 13:37 | mountaineering | Comments(4)

comitiva em novembro

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11月、誕生日に登った山。
新調したザックに愛用のカメラと明るい大きなレンズを詰め、大汗かいて急登を小一時間。腹ペコで辿り着いたてっぺんで、おむすびふたつとカップラーメンをペロリと平らげ、下界のカミサンに i-phone から画像付きメールを送る。
この時期にしては陽射しも秋風も心地良くって、つい、ウトウト。1時間も経って、忘れた頃にメールの返事が届く。

「お誕生日のひとり登山は、いかがかな?」

はい、お蔭様で muito bom!  me sinto bem! (笑)


Canon EOS 5D MarkⅡ
EF 70-200mm f/2.8L USM

by windy1957 | 2016-11-17 11:20 | mountaineering | Comments(0)

meus amado faiais

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錦秋の森を下り、何度か沢を渡って淡々と木道を歩き、やっと辿り着いた。
少しでも癒されたくってブナの森が歩きたかった。何度か振り払った感傷だけど、やっぱり頭の中のどこかに、心のどこか片隅に残っている。優しく包まれる術もないのに、この森の声が微かに聞こえ、呼んでいるようで。
いつまで… どこまで… どれほど… Dylanの言うように、答えは風の中にあるのかも知れないね。


Nikon D300
AF-S 70-200mm f/4G

by windy1957 | 2016-10-18 16:19 | mountaineering | Comments(0)

雨の沢を…

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「本当に咲いているのかなぁ… 」
半信半疑ながらも案内人に付いて行く。台風の影響で、夜半からの雨は一向に弱まる気配はない。物好きと言われてしまえばそれまでだけど、さすがに意気消沈気味だ。
雨脚も強く、風も出てきた。
「引き返しませんか?」
何度も言いかけては呑み込んで、ただひたすらに案内人の背を追い、沢を遡った。


DSC-RX 100Ⅱ
by windy1957 | 2016-09-02 12:03 | mountaineering | Comments(2)

pensamentos sobre o OZE

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そろそろ恋しくなってきたので、ひとり、秋にでも歩こうかな。
金色のブナの森、草紅葉の木道、サワギキョウ揺れる沼畔、切なくも憧れのように巡る情景たち。

そろそろ恋しくなってきたので…


Canon EOS 5D MarkⅡ
EF 70-200mm F2.8L USM

by windy1957 | 2016-08-26 11:40 | mountaineering

遥かなる晩夏 desejo distante…

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その点景に、遠いあの日が鮮やかによみがえる。
grande parte do dia
eu amo esse tempo


Nikon D800E
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm f/2.8G (IF)

by windy1957 | 2016-08-12 08:59 | mountaineering

宝探しの夏緑林

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ブナ、ミズナラ、トチやカエデ類を主体とした瑞々しい夏緑林。
標高にすると、恐らく1000mちょっとの森だがこれがなかなか悩ましい。夏鳥が囀る中、まずは繁茂するシダ類を観察する。図鑑を捲りながらの林道歩きは遅々として進まず、未知のフィールドへ入り込めば、その知識の貧弱さと薄っぺらな経験値を嫌でも思い知らされる。
「場数ですよ。そして、面倒でも図鑑を捲ることからです。」 今さら言われるまでもなく身に染みた言葉だが、目の当たりにするものは、初見、初耳のオンパレードでその数は枚挙に暇がない。
宝探しの夏緑林。そんな言葉に誘われて付いて来たけれど、頭の中はとっくにキャパを超えてしまって、 「宝もガラクタも一緒くたで整理がつきませんよ、ほんとに」 と、ぼやくばかりだ。


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by windy1957 | 2016-08-11 10:52 | mountaineering