pode ser um romance

カテゴリ:memory of Satoyama( 84 )

Destroying Angel

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ネタ不足なので、もう少しキノコで引っ張りますんで(笑)

森や山でこんな感じの真っ白なキノコを見掛けたら、それらはほぼ間違いなく毒キノコと思っていい。ご覧のキノコはドクツルタケといい、猛毒キノコ御三家の中の代表種に挙げられる。
幼菌だろうと成菌だろうとその毒性は強く、これ一本で成人男性の致死量に匹敵するほどだ。真っ白で清楚な印象を受けるが、Destroying Angel (殺しの天使) という悍ましい英名がついている。その一方で、キノコたちは森の生態系では 「分解者」 としてとっても重要な役割を担っている。森の中で、私たちには及びもつかないほどキノコたちは活躍しているのだ。
「毒キノコに用は無い!」 とばかりに、道端で蹴飛ばされている毒キノコの哀れな姿をよく見掛けるが、用が無いのならそっとしておいて欲しい。


Nikon D200
SIGMA 17-70mm f/2.8-4 DC Macro


by windy1957 | 2015-09-04 12:52 | memory of Satoyama

森の恵み

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幾度となく達人にお供させていただいているけど、相変わらず見つからない、見つけられない。
キノコ探しは宝探しのようなもの。だから、達人の極意なんてそうは簡単に会得できるものではない。そうは言っても素人なりにまぐれ当りもあるもので、ギョッとするような立派な株に出会った時などは小躍りするほど嬉しい。
小一時間のヤブ漕ぎでご覧の収穫。
森の恵みは森の神の思し召しと心得よう。欲張らず、嗜む分だけ心して頂戴すればいい。


Nikon D200
TAMRON SP AF90mm f/2.8 Di Macro


by windy1957 | 2015-09-03 13:30 | memory of Satoyama

タマゴタケ をどうぞ。

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9月。高尾山でのひとコマ。
登山道の傍らでこんなキノコを撮っていると、大概の人から聞かれる。
「それ、食べられますか?」
「ええ、とっても美味しいですよ」
こんなふうに返すと、ほとんどの人が半信半疑の面立ちで過ぎてゆく。
タマゴタケは、猛毒のベニテングタケと混同されてとっても気の毒だが、実は優秀な食菌なのだ。パスタだろうがポタージュだろうが、揚げもの、煮もの、炒めものだろうが、そのレシピには枚挙に暇がない。とは言っても、これはあくまでも私なりの言い分だけど。
でもね、ここでキノコが何たるかってマジ論書いたところで、この場ではたぶん野暮ってもんでしょ。


SONY Cyber-shot RX 100Ⅱ
by windy1957 | 2015-09-01 20:19 | memory of Satoyama

だれの仕業なの?

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森を歩いていると、よく出会う光景。
トチノキの根本では、こんなふうに果皮の割れたトチの実がたくさん見つかる。でも不思議。肝心の中身(果実)がほとんど見つからないのだ。
何故だろう。一説には、「 野ネズミやリスたちによって運ばれ、地中に貯蔵される 」 との見解もあるようだが、果たしてご覧のカットも彼らたちの仕業なのだろうか。
ところでこのトチの実、見た目はいかにも美味しそうだけど、実際はサポニンという毒成分を含んでいるためこれを常食とする動物はいないらしい。トチノキの防衛戦略としてはしてやったりのはずだったが、人類の出現によって思惑が外れた。縄文人はこのトチの実をアク抜きして食料としていたのだ。
「 アク抜き 」 という手法、これはある意味、自然界・生態系のルール違反といえるが、今を遡る縄文人たちはトチの実の防衛戦略を突破した唯一の存在(動物)といえる。
講釈はほどほどにして、たとえトチの実ひとつでもこんなふうに想いを巡らす森歩き、やっぱり飽きないね。


Canon EOS 5D MarkⅡ
TAMRON SP AF90mm f/2.8 Di Macro

by windy1957 | 2015-08-20 21:06 | memory of Satoyama

夏は往く

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夏のトンボを撮りにこの川辺に来たけれど、カメラを向ける機会はまったく無かった。
サラサラと涼しげな音をたてる早瀬に釣り糸を垂れるオジサン。咄嗟に浮かんだ 「 夏は往く 」 というフレーズに、思わずカメラを向けたのがこの一枚。

陽の落ちた庭先の暗がりでは、早くもカネタタキが鳴いていた。
虫たちの世界では、密かに、そして紛れも無く秋の時間がもう流れているんだね。


Canon EOS 5D MarkⅡ
TAMRON SP AF90mm f/2.8 Di Macro

by windy1957 | 2015-08-19 20:07 | memory of Satoyama

あの頃の夏

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「私の心は夏模様」
あの頃の夏、男の子たちは夢中で追いかけましたよね、ミヤマクワガタ。


Nikon D300
AF-S Micro Nikkor 60mmf/2.8G ED

by windy1957 | 2015-08-13 18:31 | memory of Satoyama

里山逍遥 2015 June NoⅡ

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「 物憂げな6月の雨にうたれて 」
ミスチルの詩を口ずさみながら、しとしと雨の里山を歩いた。ちょっと出番は少ないけれど、お気に入りのズームレンズをカメラに付けて傘も差さずに田んぼを撮った。
森の木立の向こうに薄ら煙る田んぼの風景は、まさに水色の6月って感じだ。



Nikon Df
AF-S VR NIKKOR 70-200mm 1:2.8G

by windy1957 | 2015-06-27 11:11 | memory of Satoyama

里山逍遥 2015 June

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久々の里山レポ。
というか、スミレばっかり追いかけていてサボっていただけのことなのだが。風薫る季節はあっという間に過ぎて、気が付けば水色の6月じゃないですか。
そういえば、この時期はヒオドシチョウの季節でした。そして、とっても偶然。外秩父、馴染みの森を訪ねたら今が旬のヒオドシチョウがそこかしこにいて、あっという間に捕虫網にカメラぶら下げたあの頃のオジサンに戻ってしまう。当時は垂涎の的だった緋色の姿態。やっぱりこんな出会いには弱い、というか、時めいてしまう。
愛用の一眼デジはそのままに、コンデジでそーっと近づいて撮った一枚がこれ。

ということで里山逍遥。
ちょっと旬を過ぎたカットに今が旬のカットを合わせて5点ほど。宜しかったらどうぞ。

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by windy1957 | 2015-06-09 21:34 | memory of Satoyama

久々の里山逍遥です。

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つい、疎かになってましたね、とーっても身近な里山歩き。
今回は、馴染みのフィールドからちょっと足を延ばして興味津々、手探りの里山逍遥。予期せぬ嬉しい再発見、やっぱり歩けばあるもんですね。
画像は12枚ほど。キャプション少なめのダイジェストでどうぞ。

<武蔵村山市 : 野山北・六道山公園>

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by windy1957 | 2014-11-06 23:59 | memory of Satoyama | Comments(4)

里山逍遥 No18 「想いめぐるチョウたち」

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< ベニシジミ Lycaena phlaeas >

早春から晩春まで、普通に見られるルビー色の愛らしいシジミチョウ。
私にとって、カメラ片手に里山歩きをするキッカケにも繋がった思い入れの強いチョウだ。
ご覧のカットは白馬山麓で撮ったものだが、よほど美味しい蜜だったのか、アサマフウロに顔を埋めたままいつまでたっても飛び去ろうとはしなかった。

Nikon D800E
105mmF2.8 Macro



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< サカハチチョウ Araschnia burejana >

漢字で書けば「逆八蝶」
名の由来は、通常の静止状態ではご覧のとおり翅の白い帯が逆さ八の字に見えることに因んでいる。埼玉県内では、西部地域の丘陵帯から山地帯にかけて会うことができる。
春型と夏型ではまったく色合いが異なるのもこのチョウの特徴で、ご覧の画像はシックな夏型の装い。
北海道にはこのチョウにそっくりな 「 アカマダラ 」 というチョウがいる。

Nikon D800E
70-200mmF2.8 Macro


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< スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia >

名前の意図するところは “翅の先端が細く尖った山にいるチョウ” といったところだろうか。
一見、普通種のキチョウとかモンキチョウのように見られるが、なかなかどうして、埼玉県では秩父地方の山間地まで行かないと会うことができない筋金入りの山地性のチョウでもある。
チョウに熱をあげていた若かりし頃、このチョウに初めて出会った夏の終りの信州の高原、あの時の情景は今でも忘れられない。

Nikon D800E
70-200F2.8 Macro


by windy1957 | 2014-09-01 13:06 | memory of Satoyama