pode ser um romance

週末はスミレに会いに revisitado Ⅶ

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ウスバスミレ(V.blandaeformis) 2014.Jun.7
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6月。苔生したツガとシラビソの森。
ミヤマカタバミを撮りながら湖への散策道を歩いていると、重なり合うような鋸歯を伴う特徴的な丸い葉っぱがあちこちに見え始めた。労することもなく幸先よい出会いに期待は高まるが、羨望の白い花弁はなかなか現れない。目にするのは、図鑑で見覚えのある葉っぱばかりだ。
少しずつ目が慣れてくると、倒木の隙間や苔と枯れ葉の間に白いスミレが点々咲くのが見て取れる。これがウスバスミレとの初めての出会いである。想像していたよりずっと小さく、群れて咲いているワケでもない。純白の花弁といえば、清楚というより生粋という感じで、里で見掛けるスミレとはひと味違う印象だ。
振り向けば、木陰から誰かが見つめているような気配、まるでもののけ姫の舞台のような森。低く靄が立ち込み、間もなく雨が降り出した。カメラを慌ててザックに放り込み、ウスバスミレとの再会の約束もそこそこにその森を後にした。
by windy1957 | 2016-12-27 12:11 | wild plant | Comments(0)