pode ser um romance

秋から冬にかけての主張

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写真はヤマコウバシという樹木の黄葉。
晩秋から初冬にかけての里山歩き。森では、コナラやイヌシデ、アオハダたちが競って黄葉(紅葉)する中で、渋めのややくすんだ黄葉が目に入る。試しにその葉っぱをちぎって揉んでみる。胡椒のような生姜のような香りが仄かにすれば、それはたぶんヤマコウバシだ。
別名ヤマコショウ。その名の由来も、葉っぱの匂いが起因しているのだろう。ヤマコウバシは冬になっても葉を落とすことなく、冬枯れの森でもその存在を主張しているかのようだ。ある地域では、葉を落とさない 「落ちない」 という縁起担ぎから、受験生のお守りとして重宝されているという。
花々を追いかけた山歩きを懐かしむ頃、葉っぱ一枚、木の実ひとつに思いを寄せる森歩きへと季節は移ろいでゆく。


Nikon D300
SP AF90mm f/2.8 Di Macro TAMRON

by windy1957 | 2016-10-27 09:04 | memory of Satoyama | Comments(2)
Commented by フクシア at 2016-10-30 06:21 x
つい最近まで花の追っかけをしていたのに、もう晩秋から冬への移ろいを迎えているとは本当に時は粛粛と刻まれていきますね。
暮れなずむ秋は動から静へと気持ちを切り替えてくれる大好きな時の流れです。日本の四季には情緒があって良いですね。

Commented by windy1957 at 2016-10-30 09:42
フクシアさん、ありがとうございます。
「今年こそは!」と意気込んでいた花の山歩きも、結局は
ほとんど実現できずじまいで、フクシアさんの花巡りを羨
ましく拝見してました。
秋になればノギクも楽しみのひとつですが、スケジュール
と天候が今ひとつ折り合わず、もうここまで来てしまいま
した。
「動から静」そうですね、そんな想いでまた里山を歩いて
みます。この時季ならではの「何か」が見つかるでしょう。