pode ser um romance

Primura kisoana に会いに

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その花は、日本列島がまだ大陸と陸続きであった頃から日本列島の固有種であったという。そして、180万年前から始まった氷河期を生き延びて、気の遠くなるような年月の果てにこの山を 「隠れ家」 として選んだのだ。
九十九折になった急勾配の山道を、泣き出したくなるほど登る。標高1000m足らずの山だが、これが何としてもキツイ。そんな登りに嫌気がさしてくる頃、パッと目の前が開ける。あたりは一変して落葉広葉樹の明るい尾根歩きになって、足元に咲くフモトスミレたちに目を配る余裕もでてきた。
今年もそんな思いをして会いに来た。たかが一輪の花だけど、好奇心という言葉だけでは済まされない、まったく次元の違う心根に誘われてしまうのだ。


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by windy1957 | 2016-05-10 10:58 | wild plant