pode ser um romance

里山逍遥 No18 「想いめぐるチョウたち」

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< ベニシジミ Lycaena phlaeas >

早春から晩春まで、普通に見られるルビー色の愛らしいシジミチョウ。
私にとって、カメラ片手に里山歩きをするキッカケにも繋がった思い入れの強いチョウだ。
ご覧のカットは白馬山麓で撮ったものだが、よほど美味しい蜜だったのか、アサマフウロに顔を埋めたままいつまでたっても飛び去ろうとはしなかった。

Nikon D800E
105mmF2.8 Macro



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< サカハチチョウ Araschnia burejana >

漢字で書けば「逆八蝶」
名の由来は、通常の静止状態ではご覧のとおり翅の白い帯が逆さ八の字に見えることに因んでいる。埼玉県内では、西部地域の丘陵帯から山地帯にかけて会うことができる。
春型と夏型ではまったく色合いが異なるのもこのチョウの特徴で、ご覧の画像はシックな夏型の装い。
北海道にはこのチョウにそっくりな 「 アカマダラ 」 というチョウがいる。

Nikon D800E
70-200mmF2.8 Macro


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< スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia >

名前の意図するところは “翅の先端が細く尖った山にいるチョウ” といったところだろうか。
一見、普通種のキチョウとかモンキチョウのように見られるが、なかなかどうして、埼玉県では秩父地方の山間地まで行かないと会うことができない筋金入りの山地性のチョウでもある。
チョウに熱をあげていた若かりし頃、このチョウに初めて出会った夏の終りの信州の高原、あの時の情景は今でも忘れられない。

Nikon D800E
70-200F2.8 Macro


by windy1957 | 2014-09-01 13:06 | memory of Satoyama