pode ser um romance

里山・晩夏の密かな装いⅠ

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<ヨメナ>

以前は日課のように歩いていた里山の小径。
今シーズンはスミレの追っかけに始まり、ふとした思惑もあって植物の撮影熱が高じてしまい、例年になくあちらこちらに出向いている。お蔭で、マイフィールドである里山逍遥もすっかり疎かになってしまい、季節の移ろいとともに見過ごしてしまった被写体もちらほらと。
ま、言い訳はともかく、愛用のマクロレンズがやっと修理から上がってきたこともあり、出来栄えは別として今回から数回に分けて馴染の里山植物たちの旬を紹介したいと思う。
林縁の小さな道、田んぼの畔道、森に続く小径。密かに秋の気配を感じながら狙ったカット、そんな想いが伝われば幸いです。




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<ツリフネソウ>

夜明けの頃は音をたてて降っていた雨も、すっかり止んで薄日が差すほど回復してきた。
ファインダーに浮かぶツリフネソウに、シャッターを押すまいかどうしようかと思っていた矢先、一瞬、眩しい朝陽があたりを包み込んだ。


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<サラシナショウマ>

この時季、ちょっとした山道で見かける白いブラシのような花姿は印象的なので、多くの方がご存知の植物だろう。
「ショウマ」とは生薬のことで、解熱、解毒に効能があるという。若菜は山菜でもあり、茹でてから水にさらして食用にするらしいが、私はまだ試したことがない。


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<ルイヨウボタンの実>

ルイヨウボタンも今シーズンは花の時期に会えなかった。濃い瑠璃色の実を見た時に、この森ではじめてルイヨウボタンに出会った時の懐かしい時間が甦った。


続く
by windy1957 | 2014-08-25 12:57 | memory of Satoyama