pode ser um romance

里山への道 ~早春編~


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里山への道。
私の住む町は、どこを歩いてもなんとなく里山の風情が味わえるのだが、そんな中にあって、ここはいちばん 「 らしい 」 場所といえるかも知れない。
田んぼがあって、手入れされた雑木林があって、水路やため池があって、集落の周りに耕作地が広がる。里山って? と聞かれれば、それはそれぞれの人が描く心の原風景だと思う。そして、私にも思い描いている里山風景がある。
白一面の雪景色も勿論いいが、こんなふうに雪が解けかかった早春の陽射しいっぱいの里山風景もいいものだ。

案の定、昨夜の深酒が体に浸透したままで朝からガンガンの二日酔い。
あれこれ考えずカメラとレンズをバックに詰め、熱いコーヒーを半分ほどすすって愛車の軽トラに乗り込んだ。
そんなワケで出来栄えはともかく、画像は全部で5枚。
よろしかったらどうぞ。





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ここでまず1枚。
田植えの頃には素晴らしい風景になるので、その頃にもう一度レポしよう。
各地で耕地整理がすすみ、直線化した田んぼや水路が目立つ中で、曲線的な畦や素掘りの水路、そんな状況に合わせて広がる田んぼ。こんな風景が身近にあるということをもっと実感すべきなんだろうね。



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最近では珍しくなった桑畑。
きっと近くに養蚕農家があるのだろう。こんな何気ない点景も風情ある里山のワンシーンだ。



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陽当りの良い小さな丘の斜面には、オオイヌノフグリが点々と咲き出していた。
「星の瞳」 と呼ばれる小さなブルーの花を見つけると、季節の移ろいを実感する。とても会いたくて、とても愛おしかったオオイヌノフグリだけど、百花繚乱の頃にはいつの間にか振り向かれない花になってしまう。
春一番、こんなふうにファインダーを覗いてる時のトキメキ、大切にしないとね。



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そして、この時季お約束のホトケノザも1枚。
だがしかし、アップでも… 引いても… どうしてもいい感じに撮れない。
やっぱ二日酔いだから? 陽だまりの斜面といい、遠景の森に残る雪といいシチュエーションはいい感じだと思うけれど、何枚撮ってもダメ。いろいろ言い訳言ってるけど、ま、雰囲気だけでも何とか伝われば、ということで。



<使用機材>
Nikon D800E
60mmED F2.8Macro
70-200mmED F2.8AF-S VR
SIGUMA 24mmF1.8 DG Macro


by windy1957 | 2014-02-23 22:45 | memory of Satoyama | Comments(20)
Commented by at 2014-02-23 22:51 x
こんばんは。
桑畑の写真、面白いですね。
桑の木って、こんな形をしているのですか?
野の花と雪って、素晴らしいシチュエーションですよね。
春近しを感じさせる、やわらかい陽射しが感じられ、とてもいい雰囲気です。
Commented by fumifumi at 2014-02-24 01:46 x
こんばんは~
まだこんなに先日の雪が残っているんですね。
ここから物語が始まりそうな素敵な早春の里山風景です。
別名の星の瞳、なんて美しい響きなんでしょう~。
春を告げるお花ですね。
桑畑の一枚もオオイヌノフグリの宝石のようなブルーもお気に入りです。
Commented by てばまる at 2014-02-24 10:06 x
今冬は大雪が2回もありましたが、野草たちは着実に春に向けて準備が進んでいるのですね~
それでも、こちら高尾山系はまだまだ深い雪があるので3月に咲き始めるハナネコノメなどはちょっと遅くなりそうな感じです。
スミレにも影響あるかな?
ヤマセミ撮影も気になるところですが、花も始まると毎週末が忙しい季節到来です!
Commented by イナ at 2014-02-24 11:00 x
里山の雪解けの情景いいですね。
自然に沿って、自然の地形に無理なく溶け込む
曲がりくねった田の畔。平地ではこのような風景を
みることが少なくなってしまいました、寂しいですね。
自然とともに生きた先人たちを、もっと見直すべきかと・・・
オオイヌノフグリが咲いて、ホトケノザが咲いて、春は
もうすぐそこまでという感じですね。
Commented by at 2014-02-24 13:06 x
空さん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
桑畑、やはり珍しいですか?以前、関西の友人が「畑に木がい
っぱい生えてる」といって珍しがっていたことがありました。
養蚕自体が今では珍しくなってきたと思います。こちらの町で
も純粋な養蚕農家はたぶん1、2軒でしょうか。
今頃の季節は早春の柔らかい陽射しで春の息吹きを感じさせる
被写体探しが楽しいですね。
もう少しすると、花粉症で悩まされつつも楽しいフィールドワ
ークが始まりますね。
Commented by at 2014-02-24 13:13 x
fumifumiさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
この時季は「星の瞳」が必ず被写体として登場します。ですが、
スミレの時季になると見向きもしなくなってしまいます。でも、
オオイヌノフグリを「星の瞳」って呼ぶ地域があると聞いた時、
身近な花々に親しみを寄せ、大切にしているんだなぁ… と感
心したものです。そういう気持ちで野山の小さな生命たちと向
い合いたいものですね。
fumifumiさん、今年はスミレのポイント、いくつか教えて頂こ
うと思ってますので、ヨロシクです。
Commented by at 2014-02-24 13:30 x
てばまるさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
野鳥撮影、精力的にチャレンジしてますね。ヤマセミの画像な
ど羨ましい限りです。
3月の声も聞かれると、週末が待ち遠しくなりますね。例年で
すと、本格的なスミレ観察は高尾山からですが、今季は少し遅
れそうですか?裏高尾のハナネコも気になりますね。とりあえ
ず、3月から5月いっぱいくらいまでは毎週スミレ巡りになり
そうです。信州や上越、東北あたりの遠征も考えてますが、こ
の時季はあれこれ想いを巡らすだけでも楽しいですね。
Commented by at 2014-02-24 13:46 x
イナさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
妖精のようなセリバオウレン、柔らかい春の陽射しの中のホト
ケノザ、儚い生命を慈しむようなカットはお手本ですね。「自
然に対する想いは必ず画像に現れる」とはいがりさんの言葉で
すが、イナさんの画像はそんな印象を受けますよ。
里山の情景… 今年はそんなスタンスもいいかな、って思って
ます。撮影技術はともかく、昔のように四季を通じて里山の自
然を追っかけてみるのもいいかも知れませんね。
先人たちの知恵と工夫によって育まれたもの。里山の自然には
そんな被写体がいっぱいあります。
考えてるだけで気持ちが忙しくなりますね。
Commented by hidamari at 2014-02-25 17:11 x
暖かさが伝わってきます♡
コチラでは1カ月後かな~。
田んぼの畦、小さい頃は足にヒルをくっつけて、ザリガニ獲ったり
トンボのヤゴを探したり、けっこうな野性児でした。
そんな想い出が残る里山の風景、
もうしばらくは翼さんの写真で楽しませていただきます(*^^)v
Commented by at 2014-02-26 12:33 x
hidamariさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
ここ数日、ひんやりとした空気感はあるものの、吹く風は春の
匂いがします。こうなると、日一日と春めいてきて、先日のド
カ雪もやっと解け始めてくるでしょう。
そちらでは約1ヶ月後の風景になりますか?雪深い地域も百花
繚乱の時季は印象的で感動的な光景になるでしょうね。昨秋、
御池から尾瀬に入る時、桧枝岐の風景を見て、一度のんびり歩
きたいなぁ…って思いました。
野生児は私も同じです。でも、その頃の体験が今の活動の原点
にもなっているように思います。幼少期の体感って、後の人生
に大きな影響を与えるものなんでしょうね。
里山の風景。
しばらくはこんな感じで続くと思いますので、気長にお付き合
いくださいね。
Commented by フクシア at 2014-02-27 07:58 x
心身にじんわりと沁みこみそうな光景ですね。このような景色をみるとほっとしますね。

オオイヌノフグリこんな感じで撮りたいと思っていますが、毎回没になっています??
Commented by at 2014-02-27 08:49 x
フクシアさん★
おはようございます。
いつもありがとうございます。
「里山」と聞いて誰もが想像する風景のひとつに田んぼと畦道
があると思います。たぶん、心の原風景なんでしょうね。だか
らそんな画像を見ると、何となくホッとするような気持ちにな
るのだと思います。そして、そんな風景が身近にあるというこ
と、本編の中でも書いてますがそういう風景を再認識し、大切
にしていきたい、と最近つくづく感じています。
オオイヌノフグリはトキメキの野草ですよね。吹く風は冷たく
ても、この花を見つけると春を実感します。アップで撮っても
引いて撮っても、意外と難しい被写体だと思います。私も「没」
の繰り返しですよ。
Commented by cyu2 at 2014-03-04 13:52 x
桑畑の写真、ほんと気づかず通り過ぎているけれど、こうして見せて頂くとはっとしますね。
そしてオオイヌノフグリ、私も先日の沼津で今年初めて会いました。
ほんの少しだけしか咲いていなかったし、あまり開いてくれていなかったです。
でも仰るとおり、今の時期が一番見てもらえるのでしょうね、
もうしばらくしたら「あ、いたの?」くらいにしか見てもらえなくて(^^;;

いよいよ翼さんの忙しい季節もすぐソコですね♪

Commented by at 2014-03-04 15:49 x
cyu2さん★
こんにちは。
なんとなく春暖の日和、やっぱり春ですね。
いつもありがとうございます。
桑畑、ご存じでしたか。最近は養蚕農家も減ってしまってこう
した桑畑がとても少なくなってきたように思います。
ここ数日の雨と陽射しですっかり雪も解け、ホトケノザやナズ
ナ、オオイヌノフグリ、タネツケバナたちがどんどん咲き出し
てます。この時季に目一杯存在をアピールしないと、あと半月
もすれば他の花々に埋もれて振り向かれなくなってしまいます。
そんな運命なんですよね。だから、せめてこの時季は愛おしく
撮ってあげたいなって思うんです。
はい、始まりますね。まずはスミレからです。cyu2さんからの
スミレ便りも待ってますよ。
Commented by sizuku at 2014-03-04 22:29 x
やわらかなカーブを描く里輪の小道…とても優しくて懐かしいですね。
子どもの頃、母の実家の前の田んぼのあぜ道を、辿ったことがふっと浮かびました。
レンゲ畑と小さな小川に添った畦道でした。緩やかにカーブを曲がる度にどこまで行けるんだろうと思いながら歩いたこと・・・
もう、そんな風景も少なくなりましたね。翼さんの里山逍遥の風景は健在で嬉しい限りです。
2枚目の写真は、何だか尾瀬の樺の丘のような気がしました。
桑畑も懐かしいですね。桑の実をポケットいっぱいにつんだこともありましたっけ(*^_^*)

星の瞳は、翼さんほど美しく撮れる人はいないような気がします。
澄んだブルーの瞳は、早春を謳っていますね。
そして、ホトケノザも春の野の夢のようです。
Commented by Non at 2014-03-04 23:26 x
 こんばんは。素敵な山里の風景ですね。少しずつ緑も混じってきて、春を感じます。
この辺、栃木県央は、まだまだなんですよ。オオイヌフグリなどは探せますが。

> 曲線的な畦や素掘りの水路、そんな状況に合わせて広がる田んぼ。
 おっしゃるとおりだと思います。高齢化の進む山里で、機会化は必要なこと。
だけど、失いたくない風景というのが存在するのも事実。やわらかさを感じますね(^^)

Commented by at 2014-03-05 17:27 x
sizukuさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
実は最近気が付いたのですが、私の町の里山風景を撮っている
カメラマン?がいらっしゃるようで、偶然、ネットで見慣れた
風景を見つけました。今回紹介した田んぼの風景もアングルこ
そ違いますが、はやり雪の風景を撮影されていました。どこか
惹かれる所があるのかなぁ… と思いながらこの田んぼの畦道
を歩きましたけど、嬉しいような、知られたくないような、不
思議な気持ちになったのは確かです。いずれにしても惹かれる
被写体(風景)ということで、これからも大事に見つめていき
たいですね。
樺の丘。やっぱり、そう思いました?あの緩やかな小高い丘、
笹に覆われた斜面に立つ樹木、実は私もこっそりそんなふうに
思っていたんですよ、偶然ですね(笑)
Commented by at 2014-03-05 17:35 x
Nonさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
早春の里山、被写体はいろいろあるようですが気持ちとカラ回
りしてしまいますね。いち早く花々を見つけたいと願ったり、
共感していただける風景を探し回ったり、「里山」という言葉
を意識し過ぎているのかも知れませんね。
栃木の県央はまだまだ冬の名残でしょうか?春遠からじ… 足
もとから少しずつ春が始まっているかも知れませんね。
機械化と失いたくない風景… もしかすると私のエゴかも知れ
ませんが、安らかさとか、ゆとりとか、歳を重ねるたびにそん
な場所を求めてしまいますね。
Commented by m-kotsubu at 2014-03-05 20:31
こんばんは♪
里山の風情・・・いいですね。
ステキなところにお住まいで。^^
この時期、小さな春を見つけたくなりますよね。
オオイヌノフグリ、ホトケノザ 暖かいものを感じます。
星の瞳・・・ほんとステキな呼び名ですね。
こんな里山の風景が いつまでも見られる国であってほしいなぁ・・・と思います。
Commented by at 2014-03-06 08:22 x
m-kotsubuさん★
おはようございます。
いつもありがとうございます。
私の住む町は、農家の方でも兼業農家が多いと思います。それ
でも山間に広がる耕作地や田んぼがあちこちにあって、長閑な
風景が残ってます。最近、私もそんな魅力が分かるようになっ
てきました。そんな思いは、里山の撮影を始めたのがキッカケ
だったと思います。
早春の花々が密かに咲き出してますね。ここへ来て冬将軍の再
来ですが春はどんどん近付いてます。週末にはそんなワンシー
ンに出会いたいので、またちょっと歩いてきます。