pode ser um romance

里山逍遥 memorandumⅧ 「早春に賦す」

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その響きといい、深い意味といい、日本語ってなんて美しいんだろうと思う時がある。
早春賦。
この時季によく耳にする日本の代表的な唱歌だが、その歌詞は長野県の安曇野あたりの情景をモチーフにしているという。さて、その歌詞だが、今から100年も前に書かれたもの。その詩情というか、表現というか、ところどころで難解な言葉も出てくるが、それも日本語の奥深いところ。つくずく感心してしまう。その言葉でなければ、作者の目に映る早春賦は語れないということなんだろう。

画像の整理をしていたら、ふと目にとまった私自身の早春賦。
撮影場所は北関東の里山だが、イヌナズナ、ヒメオドリコソウ咲く畦道の背景に谷川の山々。
そんな画像を眺めて、巡る想いといえば、

  春と聞かねば知らでありしを
  聞けば急かるる胸の思いを
  いかにせよとのこの頃か
  いかにせよとのこの頃か


といった感じで、恐れ多くも 「早春賦」 の一節を拝借させていただいた。



<使用機材>
Nikon D300
SIGMA17-70 F2.8DC HSM

by windy1957 | 2014-02-12 13:11 | memory of Satoyama