pode ser um romance

想いはグラスのふちを回る No6 Dedicated

b0255992_20361880.jpg
気が付けば。山歩きも里山散歩もほとんどやってません。
森づくりはそこそこガンバッてますが、最近の作業はやや玄人的な匂いもあって、ブログネタとしてはちょっとね…。なので、もう少し垢抜けた、それでいて夢のあるネタが出てきたらまたじっくり書きますんで。
そんなワケで、週末は森づくり以外はあまり遊びに出なかったので、いくつか読んだ本もあります、久しぶりに古いJazzなんかも聴いてます、評判の美味いラーメン屋にも行きました。

想いはグラスのふちを回ります、グルグルと、ユラユラと。
そして、つらつらとそんな想いを辿ってみると、ポロポロと、キラキラとこぼれ落ちてくる言葉たちがあるのです。
ほら、だんだん乗ってきましたね。
ということで4編の珠玉の想い、篤と読んでみてください(笑)






b0255992_924917.jpg
『 銀のデート 』

キーワードは、
若年性アルツハイマー
銀座
ツィードのスーツ

ふとしたきっかけで出会った一冊。

仄々として、清々しくて、哀愁で、ナイーブで。そして、もう若くないふたりの二度目の初デート。
歳を重ねるとね、最近、涙腺が緩くって。
何となく展開は予想してたけど、ラストシーン… こういうのって、ほんと弱い。



b0255992_1002897.jpg
『 短大で森づくりを語る 』

昨年から、某短期大学の保育学科で「 里山体験学習 」のお手伝いをさせていただいている。
将来、保育士を目指す若人の情操を培う一環として組み込まれた講義ということらしい。
今回も木を伐ったり、草を刈ったり、道具の手入れをしたり、森づくりのイロハからいろいろ体験していただこうとしっかり準備していたが、台風の余波であえなく座学に予定変更となってしまった。
二十歳前の女の子を中心とした学生が60人も集まれば、講義室は一種独特な雰囲気に包まれる。当然、オヤジギャグがウケるはずもなく、それよりも虚ろな眼差しがやけに気になる。入れ替わり立ち替わりの講師陣で、90分授業を午前中に3クール。
森づくりって、やっぱり森の中で汗を流しながら悲喜交々、ひとつずつ得ていくものなんだなぁって改めて納得。
だから、今度会う時はやっぱ森の中がいいよね。そう思わない?



b0255992_12413419.jpg
『 星野道夫と見た風景 』

自慢じゃないけれど、星野道夫の本はすべて読んだ、と思う。
彼がカムチャッカで急逝してから、もう17年が経つ。生前中に残したエッセイには限りがあるから、彼の新刊本といってもいくつかのエッセイを編み込んで再編したり、テーマごとにエッセイと写真を組み込んだりしてまとめられたものも多い。
そんな先入観もあったのだが、タイトルに惹かれて買ってしまったのがこの一冊。
星野道夫と一緒に風景を見た人は、紛れもなく奥さんの直子さんだったのだが、それは単なる撮影の同行記ではなく、むしろ彼の仕事ぶりを言葉少なにそっと観察する筆者(奥さん)の姿がとてもいじらしく映ってる。
今さらながらにホッとする一冊だ。



b0255992_1322327.jpg
『 意味深ですか? 』

テールランプを数えながら、国道109。
え?意味深ですか?
何人かの人が勘ぐってますよね、「 love affair 」 かな…?ってね。

アハハ、お後がヨロシイようで。



b0255992_13373538.jpg
ということで WILD TURKEYのグラスの氷がコロロンっと鳴ってますね。
2杯目かな、いや、3杯目?
綴るのは相変わらずの独りよがり。ま、〇×△◇ということで、勘弁してくださいな。
by windy1957 | 2013-11-10 20:59 | in my life | Comments(10)
Commented by mrkgen=marikka at 2013-11-11 20:24 x
なんて雰囲気のある写真と文! 
この一枚を見ているだけで、素敵なJAZZが聞こえてきますね。

この頃、図書館で本を借りることが多いのですが、以前借りて読んだのを忘れて
また借りてくると言うことが3回ありました! 読み始めて、、アッと、。
本の題、忘れています。
「星の道夫と見た風景」読んでるかな、、、。借りてみます(^_-)
Commented by at 2013-11-12 13:59 x
marikkaさん★
こんにちは。ようこそ。
そちら、もうすっかり雪景色でしょ。埼玉の真ん中、職場の目
の前の森なんて、まだ紅葉のはしりですよ。
画像が語ってますよね、この画像自分でも気に入ってます(笑)
「星野道夫と見た風景」 たぶん読んでいるのでは?写真半分、
エッセイ半分の120頁ほどの本です。
お酒を飲みながら音楽聴いて、本を読んで。以前はそんな感じ
でしたけど、最近はダメですね。お酒を飲むと、ただただ酔い
が回って横になってしまいます。今さらだけど、もう完全にオ
ジサンですね(笑)
Commented by akko-kornblume at 2013-11-12 20:37
翼さん、先生もされているとは!って本業が何か知りませんけどね。
こっそり、授業を受けてみたいです。
幼児教育に携わる方に森の話ってとってもいいですね。
子供たちに自然のことを伝えてあげたいなっていつも思います。
都会の子供たちは土なんか触ったことない子がいっぱいいるはずですもの。

星野さんの本って読んだことありません。
一度読んでみないとですね。
↑mrkgenさん、私も同じことがよくあります!
なんで同じ題名の本を借りてきてしまうのか不思議なのですが
少し読み進んでから、あれ、読んだことあるって気が付くのです(^-^;
私はだいたい作者とかじゃなくて題名に惹かれてぱっぱって本を借りちゃうからですね。

あら、翼さん、tuu-fuu-はだいぶいいのかしら?
Whiskyって年とともにだんだん好きになってきました。
Commented by at 2013-11-13 12:33 x
矢車草さん★
こんにちは。
最近、朝晩の冷え込みがキツくなりましたね。今朝はいつにな
く奥多摩の山々がくっきり見えてましたよ。これも毎朝の通勤
途中の楽しみなんです。
星野道夫の本、ぜひご一読ください。単行本から写真集までい
ろいろありますが、どの本でも感動する一節が必ず見当る筈で
すから。
短大での講座ですが、今回は準備不足で私の出番はありません
でした。むしろ、ピンチヒッターでお願いした方のほうが内容
が充実していたかも知れません。樹木や森づくりの話なら多少
できますが、やっぱりフィールドワークのほうが性に合ってる
って感じですよ。
tuu-fuu ですか?お陰様で大分回復してきましたよ。多少の山
歩きなら難儀はしません。でも今回は長かったですねぇ。6月
くらいから病んでましたものね(笑)
Commented by 山うさぎ at 2013-11-13 20:48 x
翼さん、こんばんは〜
昨年はちょうど今頃、初めて丸山に行ったのですが、今年の紅葉はどうでしょうか?

今年は体験学習がフィールドワークでなくて残念でしたね。
きっと学生さん達も、実際の作業の方がこころに残るものが多いかもしれませんよね。
最近、林業女子会や里山ガールなる言葉を耳にしたり、ちょっとした特集を見たりしました。
真剣な眼差しで作業指導を受けてる彼女達の映像を見て頑張ってるなぁ〜でも、
楽しんでもいるんだよね〜と思ったことがあります。
この活動にいろんな意見があるでしょうが、私は無関心でいるより
ずっと良いし、里山に少しでも人の手が入り続けてくれればと願います。

私も星野さんの本を読んでみますね。
翼さんのように響く一節が見つかれば嬉しいのですが…

Commented by at 2013-11-14 00:20 x
こんばんは。
今回は、ダンディさが伝わってくるお写真と文章で…。
残念ながら、石田衣良も星野道夫も読んでいないのですが、
ちょっと「読んでみようかな」と思わせられたり…。
Commented by at 2013-11-14 12:10 x
山うさぎさん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
森づくりというか、林業というか、確かに若い女性が生きがい
の場として携わっている風潮がありますね。中には本格的な林
業集団もあるようです。若い人たちがこうした業種に興味を持
つというのは、単なる流行りということではなく、業として、
しっかり考えている、ということと信じたいですね。
丸山ですか、たぶん今頃は紅葉が良い頃だと思いますよ。私も
今週末は出掛けてみようかと思ってます。ヒトツバカエデやメ
グスリノキ、カジカエデの色付きも気になってますので。
星野道夫は、もともとは彼の写真に興味があって写真集を買っ
たのが最初でした。以来、アラスカはずっと憧れの地になって
います。語りかけてくる写真、慈愛に満ちた文章、きっと素晴
らしいと思うはずです。
Commented by at 2013-11-14 12:32 x
空さん★
こんにちは。
いつもありがとうございます。
今朝は霜が降りて一面が真っ白でしたよ。逆光線の中、田んぼ
や畑の雑草がキラキラ輝いて印象的なシチュエーションでした。
こんな時は、カメラを向けてじっくり撮影したい気分ですが、
出勤途中ではそうもいきませんよね。
「銀のデート」は仰るとおり石田衣良の「再会」という短編集
の一節です。NHKラジオの朗読の時間で流れていた語りに聞
き入ってしまい、早速書店に行って購入した一冊です。いつそ
んな事態に陥るかも知れないと考えると、主人公が私と同年齢
ということもあって、とても感慨深く読みました。
いい本も読みたいし、いい音楽も聴きたい、そして、いい写真
も… まずは自分を磨くことからですね。そんなことを想う今
日この頃です。
Commented by sizuku at 2013-11-15 14:47 x
翼さん、こんにちは(^^)
グラスとお酒を撮らせたら、翼さんの右に出る人はそうはいないと思います(笑)JAZZと洋酒…最後のシルエットになった写真、やっぱりお洒落ですね。
あら?それに、プロフ、変わりましたね。相変わらずダンデズムですコト^_^

星野道夫さんは、わたしもほとんど読んだと思っていましたが、奥さまの直子さんからの視点で書かれたこの本は知りませんでした。
忘れ形見の息子さんも成長されたことでしょうね。
星野道夫さんの本の中に、山で亡くなった友人の息子さんを、アラスカの氷河を案内するエッセイがありました。
氷河にテントを張り、幾日か過ごすのですが、星空を眺めながら、彼の父が山で、このような星空を見上げていたんだと話す場面がありました。
ふと、星野さんの息子さんも、お父さんが見続けたアラスカの風景に身を置かれることがあるのだろうかと考えたりしました。
「星野道夫と見た風景」わたしも読んでみたくなりました。
Commented by at 2013-11-15 20:40 x
sizukuさん★
お洒落も何もありませんよ。ただ、ロックグラスはお気に入りのもの
なので、カッコよく撮りたいって思ってますけどね(笑)
今さらsizukuさんに星野道夫を語るまでもありませんが、この本は
まだ読んでいませんでしたか。ならば、ぜひお薦めです。彼の言葉
や写真は今更言うまでもありませんが、側面から見た星野道夫とい
うのも新鮮ですよ。
プロフィールの画像はなんの意図もありませんが、HPの頃の懐かし
いヤツを復活させました。