pode ser um romance

週末はスミレに会いに Final Chapter 「やっぱり至仏は至福の山だね/前編」

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週末はスミレに会いに、彼の地を訪ねて綴った10編のレポ。
さて、とうとう迎えた最終章。
最後に向かう地は、はじめから尾瀬と決めていた。できれば入山する麓の山村から一通りのスミレを撮りはじめ、集大成のような構成を考えていたが、楽しみにしていた週末は朝から雨だった。
まずはそんな雨の尾瀬沼周辺から、お馴染みのスミレ4種を紹介しよう。




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まだ残っていてくれていたオオタチツボスミレ。
新潟県境で出会ったあの大群落は今でも忘れられない。



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少し大きめのカット。雨ではね、花弁もこんな感じ。



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こちらはご存じニョイスミレ。



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尾瀬以外ではなかなかお目に掛かれないオオバタチツボスミレ。
はかろうじて形の良いものを探したが…



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木道の下にはこんな感じでチシマウスバスミレが。
その撮影スタイルはまるでアクロバット。で、ご覧のようなカットです。お察しください。



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こちらはニョイスミレの高山(深山)型でミヤマツボスミレ。



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いくら尾瀬と言えども、やっぱり雨の日の撮影は本望ではなかった。
気を取り直してその1週間後、山開きと合わせて花の名山、至仏山を颯爽と目指した。



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鳩待峠は開山式の真っ最中。
儀式の後、これらのアルプホルンは何を奏でるのだろう。そんな光景を横目に登山道を辿る。



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登りはじめて間もなく、何やら白い塊にギョッとした。
どうです、ちょっとした大株でしょ。うまく収められないけれど、ギンリョウソウ。



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尾瀬で意外と目にするのがコシアブラだ。秋にはあの独特なレモンイエローの洒落た黄葉になる。美味な山菜としても知られているが、ご覧のように5枚の葉っぱが集まった掌状複葉が特徴だ。
(山菜としては新芽がおすすめ)




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まずは登りはじめてから30分が苦しいところ。
右も左もユキザサばかりだけど、じっくりカメラを構える余裕もない。



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エンレイソウもチラホラと。



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山道の湿った所で出会ったニョイスミレ。まだまだ元気のようだ。



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マイヅルソウもあちこちで花盛り。それにしても、相変わらずいい画像が撮れない。



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大好きなミヤマカタバミもやっと花を開き始めた。



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森林限界までもう少し。喘ぎながらの登り。普段の不摂生が祟り、あっという間に後発隊に追い抜かれる。



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ひとやすみの点景Ⅰ

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ひとやすみの点景Ⅱ

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ひとやすみの点景Ⅲ

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ひとやすみの点景Ⅳ



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ここまで登って、お馴染みのアカフタチツボスミレとの再会。息が整わず、やや手振れ~。



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もう会えないかなって思ってたけど、それは突然に。最後の最後にミヤマキスミレ。



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森林限界を超えると、お馴染みの花々が次から次へと出迎えてくれる。
バイカオウレンもそんな仲間のひとつだ。



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スミレを探す登山道。そんな時は大抵このミツバオウレンと出会う。



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この雪渓を過ぎればあのスミレたちが待っている。しかし、痛み始めた左膝では登頂は無理だろう。だけど、ここまで来て引き返せない。せめてあの小さなピークを越えるまでは…

〈つづく〉
by windy1957 | 2013-07-05 00:07 | wild plant | Comments(14)
Commented by てばまる at 2013-07-05 09:34 x
1番コメ~(^-^)/

ミヤマキスミレにまだ間に合ったようですね、標高と雪解けが遅いのでここのは遅咲きなんですよね。

アクロバット的な撮影スタイル・・・ もう存分に想像できます(^^;)
小さなスミレなのにさらに下向きに咲いてたりしますからね~ 

それにしてもなぜあそこだけにアカフタチツボが群生しているのか?
普通のタチツボが極端に少ないエリアなのに不思議です。
Commented by at 2013-07-05 12:29 x
てばまるさん★
いつもありがとうございます。
1番コメ~ 早いですねぇ。
ミヤマキスミレのポイントは、少しずつ縮小しているようです
ね。ここ数年は限られた僅かな場所でしか見ていません。今回
も、もう遅かったかなと思いましたがかろうじて数輪咲いてい
ました。チシマウスバは登山道の途中、唯一いい撮影ポイント
がありますが、今回はまだ花を付けていませんでした。
アカフタチツボはたくさん花を付けていたようですね。もうピ
ークは過ぎているので花の形は良くありませんが、あの斜面に
延々と咲いてました。そうですね、タチツボとの関係。塩基性
基盤である山域という観点からはどうでしょうか、ちょっと強
引な発想ですがね。
Commented by 深谷 at 2013-07-05 21:09 x
翼さんこんばんは。
スミレ行脚も終盤でしょうか。
あとは高山に咲くスミレをゲットしたいですね。

至仏山は随分前になりますが夏に一度だけ登ったことがあります。
その日も雨でした。雨に濡れながらオゼソウを撮影したことを思い出します。

もう少し近ければ季節ごとに通ってみたいところなんですが。
来年は久しぶりに計画してみたいなあと思い始めています。
Commented by 山うさぎ at 2013-07-05 21:11 x
翼さん、こんばんは〜☆
こんなに綺麗なスミレにまだ会えるんですね。
ミヤマカタバミも繊細で素敵です。
この素敵なお花達に会いに、明日の夜行バスで会いに行ってきます\(^o^)/
翼さんの尾瀬沼を見てから、行きたいから、行かなくては!!
に変化し、日帰りですが初めての尾瀬行きです。
今日こちらを拝見して、ちょっと不安だった気持ちが俄然ワクワク
楽しみになりました(^_^)v
どのお花にも会えるようにキョロキョロしながら歩いて来ます !

Commented by at 2013-07-06 08:00 x
深谷さん★
おはようございます。
タカネスミレやクモマスミレなど、北方や高山帯へ行けばまだまだ間
に合うスミレたちもありますが、痛めている左膝のことを思うとボチボ
チ収めどころですね。
至仏山、登られたことがありましたか。来年、計画してみませんか。
至仏なら毎年登っているのでご案内できますよ。それからスミレオフ
来年はいろいろ考えていますので、ぜひ実現しましょう。
Commented by at 2013-07-06 08:08 x
山うさぎさん★
えっと、今夜尾瀬行ですよね。花々にたくさん会える素晴らしい時期だ
と思います。「行かなくては」の気持ち、絶対裏切らないと思いますよ。
大清水からの入山かな?それとも御池でしょうかね。尾瀬デビューを
ぜひ満喫してきてくださいね。そして、遠慮なさらずにこちらに感想を
寄せてください。楽しみにしています。
私はできれば、今度は晩夏の頃の尾瀬を歩きたいと思ってます。
Commented by フクシア at 2013-07-07 16:04 x
こんにちは。
膝を痛めたのですか?私も以前は膝が痛い時がありましたが、最近治ったらしく気にならなくなりました。お大事にして下さいね。

尾瀬に最近遠のいていましたが、今年は行ってみようと思っていましたが、動物に因る食害が多くなったと聞いて今年は行っていませんが、晩夏は何狙いでしょう?
続きを期待致しております。
Commented by イナ at 2013-07-07 18:22 x
翼さん、こんにちは。
時計の針がググ~と逆戻りしたような光景。
尾瀬ではこれからが本格的な春なのでしょうか?
一度尋ねてみたいです。
木道の上からのアクロバット撮影、想像して頬が
緩んでいます。自分も、他人が見たら何してんだろう
というような姿勢を時々しますので・・・(^^ゞ
Commented by fumifumi at 2013-07-07 19:29 x
こんばんは~
スミレウォッチングの最終章が尾瀬とは、やはり翼さんの花旅には浪漫がありますね。
ここでしか見れないオオバタチツボスミレも素敵な花色で、出会ってみたいです。
痛い膝をかばっての山行は辛いものがあるでしょうが、それでも逢いたい気持ち、分かります。
でも無理はしないでくださいね。
至仏の雪渓の向こうには、どんなスミレが待っているのでしょう。
チシマウスバスミレ? それとも黄色のスミレかな?
楽しみにしています。
開山開きのホルンの列を見ていたら、整然と並んだ翼さんの森の草刈り機が浮かんでしまいました^_^;
Commented by at 2013-07-07 22:52 x
フクシアさん★
いつもありがとうございます。
膝は3年ほど前に右膝半月板断裂で手術をしました。こちらは完治
してますが、今年の春先から今度は左膝が痛み始めました。今のと
こと変形膝関節症との診断が出ていますが、我慢できない痛みでは
ないので、無理をして山登りをしてしまっています。
ま、今回も登頂は断念しましたが、予想していた花々との出会いが実
現したので膝を思い遣りました。
晩夏の尾瀬ですか。秋本番前の静かな尾瀬歩きができるので、この
時季は狙い目だと思います。サワギキョウやミズギク、アザミやギボ
ウシの仲間、ソバナやツリガネニンジンなど、晩夏の花々も素敵な仲
間が揃ってます。私も8月下旬の平日、静かな尾瀬歩きをしたいと思
っています。
Commented by at 2013-07-07 22:57 x
イナさん★
いつもありがとうございます。
尾瀬も初夏から夏本番を迎えようとしています。既に夏の花々が咲き
始め、これから短い時間ですが百花繚乱の季節を迎えます。ぜひ、お
時間がとれれば訪ねて欲しい場所ですが、少し遠いですからやっぱり
躊躇してしまいますよね。私が天生湿原や面ノ木に憧れているのと同
じですね。
スミレもこれで終わりです。チシマウスバスミレはもう少し良い画像が
撮りたかったのですが、木道からですとこんな画像が精一杯ですね。
Commented by at 2013-07-07 23:08 x
fumifumiさん★
いつもありがとうございます。
スミレの追っかけ最終章は尾瀬と決めていました。東北の山とか、中
信越の高山帯でも良かったのですが、やはり行き慣れた場所の方が
安心ですし、勝手がわかります。
お陰様で膝の方はなんとか大丈夫そうです。これから夏の終りまでに
もうひとつふたつ山登りがしたいですからね。今季のチシマウスバは
あてが外れてしまいましたね。予定していた場所ではまだ咲いておら
ず、仕方なしに木道から覗き込むような場所での撮影になってしまい
ました。これもまた来年への持越しです。
雪渓を越えた先に待っていたスミレはfumifumiさんお察しのとおり
のスミレですよ。やはり最後を飾ったのは恋しい黄色いスミレでしたね。
アルプホルンの列と草刈機の列ですか、なるほどね、なんとなく分かる
ような気がします(笑)
Commented by Non at 2013-07-09 19:47 x
 こんばんは。ここ数日、すごい猛暑だ、熱中症で病院に搬送される人多数と、
ずっとニュースでも取り上げられていますが、開山したばかりの至仏山は、
まだ雪がたっぷり、涼しげですね。久しぶりに残雪の山を歩きたくなりました。
Commented by at 2013-07-09 22:52 x
Nonさん★
いつもありがとうございます。
梅雨明けの途端、猛暑襲来ですね。標高2000mを越える頂は、涼風
が吹いてさじかし気持ち良いでしょうね。確かに雪渓を歩いている時は
一瞬、下界のうだる夏を忘れさせてくれます。
今月の終り頃、もう一度登りたいのですが、都合がつきそうもありませ
ん。8月の終り、晩夏の花を撮りに尾瀬ヶ原を歩きたいと思ってますの
で、それまで我慢することにしましょう。地元の森もしばらく歩いていな
いので、そちらも気がかりです。