思いもよらず、ちょっとした雪山気分 「外秩父 丸山960m」 (;^_^A
ということで、今回は珍しくちょっとした冬山を歩いてきたので、そんなレポをサラッと。
どの山も標高は1000m弱といったところだが、比較的静かな山歩きができるのが魅力で、行楽シーズンでもハイカーでごった返すことはほとんど無い。
林道なので一般車道と違ってほとんど除雪されていないが、ここからは4駆Jeepの本領発揮だ。
自宅から山並みを眺めている分にはまったく想像もつかなかった状況だが、天気は上々だ。とりあえず車はここに止め、ザックに荷物を詰め込んで歩き出す。
画像では生易しく見えるが、これがなんとも辛く長かった。おまけに、歩幅の合わない階段がペースと呼吸を狂わす。いつも思うことだが、どうしてこうも歩幅の合わない階段を山に作るのだろうか。山歩きをしない人が道を整備すると、こういう羽目になる。
胸がスーッとするほどの眺望。関東平野を眺めながら、一息入れる。
これがなんともキツかった。振り返ればご覧のとおり、大した迫力でもないのだが… 先はまだまだ長~い。
それにても期待していた冬鳥だが、まったく現れない。ここまで登れば、心トキメク冬鳥に会えるはずだったのだが、ちょっと拍子抜け。
標高は950mを超えたあたり。4月にもなればスミレがいっぱい咲きだす明るい尾根道だ。
標高からして、基本的にはミズナラを中心とした森が広がるが、それでも所々でブナやイヌブナが自生している。
奥多摩や奥秩父の山域で見かけるほどの迫力や神々しさはないが、美しくノーブルなブナを見かけると、やっぱり嬉しくなってしまう。
頂上はもう目の前だが、慣れない雪山歩きで思いのほか疲労困憊。
ここが丸山の頂上(標高960m)だ。
約2時間30分の登りだったが、ちょっとキツかった。
左手前は、削られた山肌が特徴の武甲山。そして奥秩父の山々が連なる。
吹き曝しの頂上では長居も辛いので、早々に下山することに。こんな感じの下山路を黙々と、淡々と下る。
登りに比べれば呆気なく林道に到達してしまった。天気も良いし、静かだし、鼻歌交じりで林道を戻ると登山口の大野峠が見えてきた。
本日のメニューは好物の塩ワカメ入りのインスタント味噌ラーメンに、懐かしい爆弾おむすび。
材料はざっとこんな感じ。(ワカメ、人参、長ネギ、椎茸は前夜のうちに用意)
簡単だし、美味いし、安いし、温まるし、やっぱ冬山はこれがいちばんだなぁって感心する。
ということで、記念のワンショット。
やっぱり寒くって性に合いませんね。山歩きはスミレの咲く頃までじっとしていることにします。
今日も近くの里山の丘からボンヤリと外秩父の山並みを眺めてました。寒気が通過中とのこと。薄らと山並みが煙ってました。きっと吹雪いているんでしょうね。
The End
by windy1957
| 2013-02-24 19:56
| mountaineering