pode ser um romance

里山逍遥 No4 「いつもの森で、探す秋」 (・・*)(*・・)キョロキョロ

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楽しみにしていたアオハダが、いつものように真っ黄色に色付いた。
これといった山歩きをしているワケではないが、それでも結構週末はあちこち出歩いている。
この時季、高い山々に比べれば、紅葉(黄葉)はまだまだ本格的ではないが、それでもヤマコウバシやアオハダ、ウリカエデ、オトコヨウゾメの色付きはハッとするほど美しく染まっている。
今回は、久々に歩き慣れた森からお馴染の色合いをレポしよう。

*PC画面によっては、画像やキャプションが正常に配置されていない場合があるかも知れません。




b0255992_15353982.jpgb0255992_16113483.jpgこの時期、里山のリンドウはやっぱり外せない。
やっと見つけた花姿はなんとも愛しい。
里山の花々は、このリンドウが咲き出すとそろそろ終焉を迎える。
凛とした冬木立ちの季節はもうすぐだ。

春にはスミレが咲き、夏はヤマユリが香る。
ボランティアによって、すっかり明るく様変わりした森は、間もなく冬鳥たちの季節を迎える。




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ヤマコウバシも綺麗に色付いた。
茶褐色の葉っぱは逆光の中ではハッとするほど目を惹く。里山ではお馴染の樹木だが、真冬になっても葉っぱを落としきれずに残っていることが多い。
別名はヤマコショウ。葉っぱをちぎって揉んでみると、香辛料のような香りがする。



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我が家に飾ったパッチワークのような色合いのウリカエデ。
少し奥まった小高い山ではウリハダカエデが目に付くが、里山ではウリカエデの方が断然多い。



b0255992_16365721.jpgこちらはウリカエデの幹。
ご覧のとおり、マクワウリによく似ている。ウリカエデの名前の由来としても何となく頷けるのでは?



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谷津田を覆う斜面林。
クヌギ、コナラ、ヤマザクラ、エゴ、アカシデ等の樹木が主体だが、本格的な色付きはこれから。
12月も半ばになると、西陽に映える茶褐色の美しい森に様変わりする。



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こちらは色付くカマツカの葉っぱ。
淡い緋色から鮮烈な紅色まで、カマツカの色付きは千差万別だ。
カマツカの名の由来は、昔、この樹の幹や枝を鎌の柄に使ったということから。



b0255992_16491543.jpgb0255992_16523978.jpg森の林縁には青々しいフユノハナワラビが生えていた。
見るからに旬の山菜らしい容姿だが、どうやら実際は食用ではないらしい。

右の画像は、ドライフラワーと化したカシワバハグマ。
森の中で逆光に映え、ひときわ美しく思わずカメラを向けてしまったという次第。



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まっ黄色に色付いたアオハダ。
いつも楽しみにしている黄葉だが、この樹は決して裏切らない。毎年見事な色合いで森の秋を演出してくれる。



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こちらはオトコヨウゾメ。
夏はほとんど目立たないため見過ごすことが多いが、この時季は実に多彩な色合いで楽しませてくれる。



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林床に舞い降りたイヌシデの黄葉。



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色付きだしたアカシデの葉っぱ。
別名はソロと言われ盆栽ではお馴染の樹木だが、寒気とともにさらに鮮やかな色合いに変身する。雑木林の中でアカシデの紅葉は特に目を惹く。



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無残に捨てられたムラサキシメジ。
薄紫色の美しいキノコで優秀な食菌である。
なぜ捨てられたのか知る術もないが、食べるつもりもないなら、いたずらに採らないで欲しかった。森の中で、キノコたちは分解者として重要な役割を担っているのに、採られた挙句に捨てられたとあってはムラサキシメジもうかばれないだろう。
そんな思いでカメラを向けた。
by windy1957 | 2012-11-20 17:09 | memory of Satoyama | Comments(10)
Commented by sizuku at 2012-11-20 18:53 x
こんばんはヽ(^。^)ノ
アオハダの透き通るようなレモンイエロー、綺麗ですね。
馴染みの森で、馴染みの木立たちの春夏秋冬を見届けるって、とっても贅沢な事かも知れませんね。
春には春の、夏には夏の、そして冬には冬の顏があり、森の小道を歩けば、懐かしい出逢いがたくさんあるのでしょうね。
秋の美しさは、やはり、特別かも知れませんね。
一年に一度、この美しい紅葉に、あと何度逢えるだろうか…
星野さんの言葉を思い出します。

舞い降りたイヌシデの黄色いひと葉、翼さんらしい、のこの写真が好きです。
Commented by at 2012-11-20 20:22 x
sizukuさん★
早いですねぇ、一番海苔~。
アオハダは里山の一押し黄葉です。
星野道夫さんの言葉って、森を歩いている時にふと思い出すことがあ
りますね、不思議です。
黄色に青、紅色… 冬鳥が楽しみな季節になってきましたね。イヌシデ
の美しい黄葉も見頃を迎えてますよ。
Commented by Non at 2012-11-21 01:26 x
 こんばんは。前回は紅葉のしくみについて、あれこれと有難うございました。すごく謙遜なさいますが、
もとは私のよく分からない疑問が発端ですし… 本当にお手数をおかけして申し訳ありませんでした。
 でも、おかげ様で、すごく頭に入りました(^^)

 …と、分かったつもりでいるものの、ウリカエデの斑模様を見ると、やっぱり不思議ですね。
 ひときわ目を惹く黄色は、アオハダなんですね。今度、実物をしっかりと見つけようと思います。
 あ、週末はどこへ行くか全く決まっていません。里山の秋も見届けたいなぁと思いつつ…
週末に歩きそびれた分、山を歩けるだけでも満足かもしれません。
Commented by at 2012-11-21 08:55 x
Nonさん★
おはようございます。いつもありがとうございます。
私はもともと蝶が好きで、いろいろ調べていた頃がありました。
そんな蝶に会いたくてあちこちの森や山々を彷徨うになり、そ
の傍らで野草や樹木にも興味を持つようになりました。
いろいろ調べていくと、生き物たちは微妙に或いは緻密に関連
し合って生きていることに気が付き、やがて、生態系という分
野に興味が広がっていきます。
そうした一環で覚えた知識も多いものですから、「自分なりの
理解」も否めません。
疑問を持つ事はとても大切だと思います。これからは冬鳥に会
うのが楽しみな季節になります。そちらの森や山々でも冬鳥が
たくさん渡来するでしょうね。何か情報があったら、また教え
てくださいね。
Commented by mrkgen at 2012-11-21 10:17
こちらにはない樹木なのか、私が樹木の名前を知らないだけなのか
どちらにしても、木々の葉の雄弁さを引き出す翼さん!
こんな風に撮らなくちゃと、すっかり葉を落した木を前にして、、(+_+)
ムラサキシメジ、こちらでも目にできますよ!
お散歩仲間は美味しいと採っていますが、いまいち紫色に勇気がでませんです(^_^.)
Commented by at 2012-11-21 17:15 x
marikkaさん★
いつもありがとうございます。
アオハダとか、シデの仲間は、たぶんそちらにも自生している
でしょうね。でも、もうそちらは落葉ですでに冬の佇まいです
ものね。樹木ウォッチングは、また来年の楽しみということで。
そうですか、ムラサキシメジってそちらにもありましたか。こ
ちらでは晩秋のキノコで場所によってはたくさん採れますね。
味はそれぞれ好みですが、ま、普通ですかね。キノコにしては
珍しい色合いですから、食べるには躊躇する方もいらっしゃる
と思います。森で見掛けると、つい嬉しくなってカメラを向け
てしまうキノコでもあります。なかなかあの綺麗な紫色は再現
できませんけどね…
Commented by at 2012-11-21 23:49 x
こんばんは。
輝いているような、黄色い紅葉。
どれも素晴らしいですね。
紅葉というと、どうしても赤い色を探してしまうのですが、
翼さんのお写真を拝見して、黄色ってこんなに美しいのだと、
改めて実感しました。
Commented by at 2012-11-22 17:14 x
空さん★
いつもありがとうございます。
アオハダですね、この樹木の黄葉は素晴らしいです。黄葉とい
ってもイチョウとは趣が少し違って、透き通るような色合いに
なります。
私も数年前までは樹木の名前も分からず、ただ美しい色合いに
見惚れていましたが、樹木の名前が知りたくなり、アオハダと
判明した次第です。たぶん、平地や丘陵帯の雑木林、里山であ
れば見つけることができるでしょうね。目にも鮮やかな黄色い
色合いの樹木があったら、一枚葉っぱを千切って調べてみてく
ださい。みっとそれがアオハダかも知れませんよ。
Commented by fumifumi at 2012-11-24 19:24 x
こんばんは。
綺麗ですねぇ~。
透過光のアオハダの黄葉に目が釘付けです。
もうこれだけで幸せな気分になれそうです。
上を見上げると、こんなにも素晴らしい季節があるんですね。
ウリカエデの色合いも好きです。
バックには紅葉の里山の終盤の花リンドウとの出会いもこの時期には嬉しいですね。

Commented by at 2012-11-26 08:26 x
fumifumiさん★
里の雑木林、今、アオハダの黄葉が真っ盛りです。
イチョウよりぐっと優しいレモンイエローの色合いは、以前か
ら私もうっとりなんです。当初は樹木の名前も分からず、葉っ
ぱを持ち帰っては図鑑で調べた結果、アオハダということが判
明しました。
今秋の紅葉(黄葉)は今ひとつなのかな… と想像していまし
たけど、ここへ来て里山の樹木の色合いも鮮やかになり、陽を
受けた葉っぱがキラキラしてますね。
リンドウも萎れ始めてきました。
これからは陽だまりを探す里山歩き、冬鳥との出会いも楽しみ
のひとつです。